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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

実は凝ってやってしまった・・・自転車外・・・

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 いい年したおっさんが、まるで中学生のような・・・というより、実際店主が中学生の時にやっていたことを多少技術をあげて、工具に助けられてはいるが・・・、ほぼ同じことをやっているんだな。

 今から四五年前には、楽器いじりなんていうのをちょくちょく公開していたんだが、流石に恥ずかしくなったのか、水面下でちょこまかやっていたんだが、これもまあこの店なりの色の一つかな?と思い、概略報告だけしておこうかな?

 今を去る二年ほど前にか、こんなクソ楽器を七千円とかでオークション購入して、店の片隅に放っておいたんだが、そろそろなんか目鼻でも付けてやるかということで、失敗上等で以ていじり始めたのが昨年の9月頃かな?

 この手の楽器は躯体をいじると木工技術が必要で、鉄パーツなどの加工はまあいつもの自転車加工と変わらない。あとは塗装も自転車とほぼ変わりはない(大分違うか・・・)そして、半田ごてでもって、電気的な処理をしなければならないが、それもなんとか・・・やっているうちにちょっとわかるようになったりしてね。

 時間はかかるが、工房の片隅でちょこっとずつ進めていくには、なんとも面白いもんなのだ。

 でもまあ、やるからには、それなりの思いも載せていくんだが、その辺の細かいところは省きますぞ!

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 まずは店主が高校生の頃振り回されたたいへん困ったベーシストの影響がまだ抜けないのか、どうしてもフレットを外したくなる。

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 今はケミカル類も良くなってきてるので、当時、高校生の時とは全く事情が違うとも言えるかも知れない。それに、ラウンドワウンドという、荒い巻のはいっている弦は使わずに、フラットワウンド、ブラックナイロン系を使うと決めたので、指板にウレタン塗装もしない。

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 トムソン?知らねーよ・・・。って、実はミュージックライフなどの雑誌で、当時の格安ギター類を作っていたところだったかな?トーマスとかね、それもおかしいのは、ロゴをギブソンに似せるために変なTの字を使っていたんだが。

 たしかに安物というと、ネックの剛性が足りないかも、それにセンターも出ていなかったし、サドルの近くに極度の曲がりもあって、修正するのに苦労したぜ!

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 剥いてやったぜ、どちらかというとナチュラル系にしたかったからね。

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 このクソペグは使い物にならないし、重かったんで交換・・・。

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 ゴトーの軽量ペグ、多分これが一番銭かかったところかな?ここを軽くすると、ボディーも一定軽くできる。ただし、軽くすればいいというものではない。闇雲にボディーだけを軽くすると、バランスが崩れて、ヘッド落ちという大変弾きにくい状態になってしまうので、その辺はしっかり量りながら加工しましたよ。

 その辺は中学生や高校生とは異なります。毛が三本分ね・・・。

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 このアオ系塗装も全部剥がしたんだが、それ以外にもだいぶ細工したぞ!穴ほって空洞のままふたして軽量化したりとかね。

 ナチュナル系にしようと最初はガチで思ったんだが、木自体も安いので木目なし・・・なので、木目塗装なんかもやってしまった・・・。

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 これは完全塗装。そして、薄い板・・・これは実は焚付にもらった骨壷の桐の板を削って貼っつけて、その上から木目塗装ということで、かなり軽量化したな。

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 そして機能としては、コイツはPJという、プレシジョンベースとジャズベースという異なる二本のベースの合作のようなもので、右のピックアップはプレシジョン、左のピックアップはジャズベースというキメラの構造をしているんだが、なんかジャズベースから外れたい、という思いが色々ありまして・・・。

 思いっきり反対のプレベのダブルピックアップなんてやったらどうか?とかつてから思っていたんで、それを実行しました。

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 ブリッジ側に思いっきりピックアップをくっつけると、ジャズベースのような音になります。これは面白いですね、ということは、これはピックアップの特徴というよりも、ブリッジ側で音をひろうとそうなりがち、ということなんでしょうね。

 そして、ここからでは全くわかりませんが、配線でも大分イタズラしています。ボリューム等を調整するつまみ、ポッドというのだそうですが、これがただのポッドではなくて、スイッチポッドという切り替えのできるものを二個採用。

 一つを押すと、二つのピックアップが直列する仕組み、もう一つを押すとフェイズスイッチと言ってピックアップの位相を逆転することで、音が少し乾いてシャープになるような印象になる仕組みを仕込んでおきました。

 だから何だよ・・・なんですが、まあいたずらするには多少凝ったほうが面白いというだけですね。ただ直列にすると電池もそうですが、グン!と力を発揮するように、相当太い音になるようです。これもだからなんだ・・・なんですが。

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 ということで、中学生の頃の夢をいい年して、多少技術と知識付けた程度(毛三本分)で実現・・・、だからなんだ?の連発の中、ただただ楽しかったよーということでした。

 ということで水面下では、こんなこともやってます・・・。多少製作改造熱も一段落ついた所で、1月の訃報・・・。

 ジェフベックという兄ちゃんが亡くなってしまい、途方に暮れながら、あの世でセッションを夢見て、少し練習するか・・・と。その時、また矢のような発想が飛び込んできた。

 勿論だが、今更ストラトキャスターなんてギターやる気もないが・・・、世にいわゆるストラトベースなるものがないよね・・・と。マイナーだが、レスポールベースというのはある。SGタイプのギターに対して、EB3なんてのも。セミアコのベースだってある。ムスタングベースも、テレキャスターベースだって・・・。

 つまり、メジャーなギターにはそれに呼応するベースギターというものがあるんだが、ストラトにはない・・・。少なくとも店主の頭の中にはない・・・。まあ、ジャズベースがそれに当たるかな?という程度・・・。

 ない・・・。ないよね。なれば作るか・・・となる。

 さあ、知らねーぞ!知ーらね!

 数カ月後には・・・、このブログの片隅にシレッと載っているかも知れないね・・・。ジェフのバックで使うだろうから、ジェフバックモデルなんて名前まで決まっていたりして・・・。さあ知ーらね!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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