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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

岩井さんの展示会 そこで衝撃の事実が発覚!手組み終了!



 久々に、岩井商会さんの展示会に行ってきました。場所はいつもの川口市にあるリリアホールってとこ。

 電車で行くのもかったるいので、固定買い物自転車でノロノロと店を出る、八時半頃かな?

 当店前の富士街道をずっと田楽刺しのように行くだけ・・・、そのうち環八に合流してもそのまま進んで、赤羽橋を渡るとそこは川口市。

 川口駅の近くにリリアホールってのがあります。しかし、鋳物工場が本当に少なくなった、下らん新築の家が随分増えたようだ。

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 正面にドーンとあるのが、岩井さんの独自フレーム、ガンウェル・・・って。ガンは岩、ウェルというのは井戸なんだろうな、もっと名前の付けようがあったろうに。

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 NJSフレームも作っている。色々お話をしてくれたのがこのビルダーさん。なんと今一人だそうだ。あの渋谷だったかな?サイクルデザインなんたら、の出身なんだと。確か何人かかつて当店に来て遊んでいったな。

 学校はできたが、その後ビルダーとして続く人がどのくらいいるか?となると、かなり厳しいらしい。

 そういえば、そこの名物ビルダーさん、女性でかつて北○さんの奥さんだったビルダーさんは今は、フレーム学校の先生をしているらしい。

 何年か前に、ご自身が作ったフレームで重賞レースを征した選手がいたらしく、それ以来忙しくなったと言っていたが、何事も動いていくんですな。

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 パナレーサーの方とは話がしたかったので・・・、というか今回の一番の目的はこれだったのね。チューブレスレディーの内訳なんかをしつこく聞きたいと思ったもんでね。

 クリンチャーとチューブレスレディーとの違い、特にビードのね・・・。名作の誉れ高いアリジストなんだが、この中にライトというのがあって、このビードの話なんかも面白かった。

 やはりゴムの匂いをかいだだけでどこ工場のものと当てるマニアックな社員以外、ビードだけを見てクリンチャーとチューブレスレディーを見分けるのは難しいらしい、いわんや営業をやということだった。

 ただ、なるほど・・・という話もあって、大変勉強になりました。もうこれで行った目的の八割は達したようなもんだね。

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 アジリスト系にもこうしたスキンサイドもんを投入したらしい、ただし、ここから弱るという弱点は克服してんだと・・・。

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 あとOGKカブトさんの所で、店主からショップとしてのアドバイスをいくつか・・・。そうしたら、ちょっと待ってください!とばかりノートを取り出し、店主のあることないことをメモし始めた。

 OGKさんというと、大阪グリップ工業さんそのもので、かつては作ればいいんだろう?買いなさい!という姿勢にしか見えなかったんだが、ここ数年はデザイナーなどを入れて、大分ものづくりに気合が入ってきて様で、センスをあげてきている。当店としても応援したくなる意欲的なメーカーさんなんだが。

 この4月からヘルメット着用は老若男女、努力義務となるその準備として、子供やレーサーだけではなく一般のママさん、高齢者さんたちにもヘルメット着用してもらうようにと、色々奮闘しているようなんだが、ちょっとだけ的がズレているように思った。

 このように帽子を模したようなヘルメットがなぜ考案されるのか?それは、モロヘルメット!というにはまだ多くの方々にとっては、抵抗があるというところまではOGKさんもわかっている。
 
 だからこのようなデザインのものを提案してるんだが・・・、そこで止まっちゃダメだよ!というお話。

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 問題はここ!帽子のように偽装しても、ぶっとい黒いベルトが付いている時点で、ヘルメットであることが露骨にバレてしまう。

 これでは画竜点睛に欠いているわけだ。こういうものは最後までキッチリ偽装させないといけない。例えば、ベージュや肌色のベルト、留具も黒ではなく同色の目立たない色で徹底する・・・などね。

 そうすることで少し離れたら、ヘルメットであることはわからなくなる、抵抗感が減る、そこまでやれ!と。

 多くの女性たちの拘りをトコトン吸い上げてモノづくりをしているところといえば、例えば下着メーカーなどがあると思うが、そういうところから徹底して学び取ることなのだ。

 もしくは、逆張りで肌色、ベージュではなくて、より派手に可愛くベルトを演出すること。ちょっと前見せブラなんてもんが確かはやったよね、下着の肩紐をわざと見せる。見せる以上は見せるに値するデザインにする・・・というね。

 あとは、お母さんヘルメットと子供ヘルメットをペアもんで作るなんてことも普及に役立つかも知れないね・・・。

 まあ、メモ取られるほどのアイデアではないかも知れないが、自転車装備品!安全第一!という路線からどうしても機能的な工業製品を作りがちな傾向があるとすれば、ここで頭取るには、そうした時にシャラクサイことに専心しなければならないこともあるだろうという話・・・でした。

 そして、最後に衝撃的事実を目の当たりにして・・・店主は落胆しつつ会場を後にすることになる・・・。これを見よ

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 これなんだと思います?何と・・・これが今後岩井さんが取り扱う、リムのラインナップ何だそうだ。たったの3種類しかない・・・、しかも全て黒のみ・・・。やる気なし・・・。

 岩井さんというと、今まで手組ホイール用のリムを相当用意していただいていたという意味で、当店には心強い業社さんであったんだが、岩井さんですらもリムの取扱はこれだけ・・・、つまりほぼ終了ということを意味している、と言っていいと思います。

 ハイ、手組みホイールはこうした状況下によって、ほぼ終了です・・・。ハブ単体も大分売っていたんだが、リムがこれじゃあ、ダメじゃないですか・・・・。

 こりゃ自力でなんとかせにゃ・・・。

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 天気も良かったし、同じ道を帰るのも何なんで、荒川にでることに。花粉は凄いが車が来ない。ヒバリが天高く鳴いている中走る。

 走っている内に、

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 戸田までやって来た。漕艇選手たちがエイトの練習をやっていた。

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 そして彩湖を半周して、公道に戻り36線を下って店まで帰ってきた。ちょっとしたサイクリング、志木辺りがちょっと川越然としていて、面白そうだった。

 もっと道と地域を覚えないとな・・・。もう少し花粉が落ち着いたら、朝のウロウロサイクリングでも始めるか・・・。

 エ?で、岩井さんの展示会は総評としてどうだったのかって?・・・今の先の見えない不景気の中、コロナもどうなってんのやらという中、世界的資材不足と値段の高騰によって光明も見えてないという中・・・。総評も何もあったもんじゃない・・・ということにしておきますか。

 しばし、当店はゲリラを続けるしかなさそうだね・・・、もともとゲリラじゃんって?まあ、そうか・・・進歩なしだな。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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