メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |ニューヨークを走ったピスト車 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ニューヨークを走ったピスト車



 これはもう何年か前、当店初のピスト車体だ、フジトラだね懐かしい。

353370359_6347784551967326_5993071701749935716_n_convert_20230611232730.jpg

 かなり気合のはいったスペックで、コイツはジモンティーのクランク、今や亡きジモンティーだ。

 取扱中止、という商品があちこちの業者で出始めている、みんな事業を小さくしていっているようだね。かつての勢いはもうない、売れる商品だけを手堅く扱う・・・という傾向が強いね。こういう時また彗星のように、マジか!というようなサービス展開の業者が飛び出るとこの業界も盛り上がるだろうな・・・。

 353009209_6347785068633941_332621175703889233_n_convert_20230611232627.jpg

 コイツはトラック系の完成車に付いていたやつをこちらに移植したホイールだ。精度もいいし、

353001442_6347784615300653_1851800301478094428_n_convert_20230611232642.jpg

 ハブの回転も申し分ない。

353455247_6347784468634001_3504769440899034696_n_convert_20230611232714.jpg

 対岸にフリーがあるが、この持ち主の方は固定に嵌っていたようだね。

353422028_6347784378634010_6849548343123637734_n_convert_20230611232549.jpg

 ブレーキもまた手堅いねえ・・・非の打ち所ないわな。

351316327_6347784891967292_8689708610726829638_n_convert_20230611232517.jpg

 前後ともにロードブレーキの105だよ、面白くもおかしくもないが堅実で手堅い!走るならこれでよし!

351168047_6347784851967296_6444494124228016411_n_convert_20230611232534.jpg

 フラットハンドル化はご自分でやったのかな?多分、こちらで出す時は十中八九ドロップだっただろうが・・・多分ドロップだったんじゃないかな?と思う。

353042842_6347784741967307_9007909092778235260_n_convert_20230611232501.jpg

 サドルを前後で使い切れないので、店主は苦手だが、これもコンコール系の典型的なクラシカルなサドルだね。

 353414396_6347784321967349_7652612065465911994_n_convert_20230611232446.jpg

 フジトラなんで、勿論クロモリであります。

 コイツを今回本当に受けついでくれる方に渡したいということで持ってこられました。どうしても家に置く場所がない、というのがその理由だそうです。

 ちょっと前まで四年間、ニューヨークに転勤になっていたという。なので、このピスト車でマンハッタン周りをグイグイ走っていたそうだ。

 向こうに渡って、即コロナ、大分自転車移動で助かっただろう。

 そういう愛着が染み込んだ車体を手放すという・・・、値段もさることながら、それ以上に受け継いでくれる人にこれが渡っていかないか?ということもこの方にとっては重要なようだ。

 その気持ちは分かる気がする。

 店主も自転車を売る・・・というより、託すという感覚に近いんですね。なので、安直に値段なども実は付けたくはない。値段に左右されることも分かる!それよりもどうその車体と縁を持ちたいか?というところも重要なんだよ、値段と同じくらいね。

 資本主義なので、値段の重要性は分かる、店主も値段で判断することが大半だ。

 ただ、それ以上に大事なものもあるだろうという、痩せ我慢であり、主流に対する反骨でもあるのだ。店主にとって自転車は商品であって、商品以上のものなんだろうと思う。

 いやいや、行き着く所自転車自身が大事なのでは、実はない。自転車よりも大事なことが実はあるということなのだ。それはなにか?といいますと・・・。

 その人が自転車と出会うことでどのように人生が好転するか?ということのほうが何十倍、何百倍も重要なんだと思う、少なくとも店主にとってはね。

 なので、最終的にはものとしての自転車そのものは、さして重要ではない、ということになるのかもしれない。

 こんなことをつらつら書き連ねているのも、実はとある方からある本を推薦されたことにも影響があるだろう。その本というのは、

353646954_6355034917908956_5833536295952219970_n_convert_20230613224500.jpg

 「自転車泥棒」という本です。あのイタリア映画で同じタイトルの映画がありましたがそれとは勿論異なります。作者は台湾の方です。

 それもまた興味を引いたかもしれませんね。台中には台湾文学館というものがあって、そこを訪れた時、ちゃんと中国語で台湾文学を読まないと・・・読みたい・・・と思ったことがありました。

 仕事も産業も文学もそうした隙間にしか存在し得ないとすれば、こんな恰好な隙間が他のどこにあろうか?

 久々に読みごたえのある文学でありました。店主にとっての良い作品というのは、店主の中の創作回路を刺激してくるものと店主自身はそう考えています。

 なので、良い作品に浸っている時、店主はその眼前の物語の中にいながら同時に、店主の中のもう一つ・・・イヤ複数の物語が同時に動いている中にもいることが、いい作品としての条件なのであります。

 そういう意味で、本作品はかなり刺激をされたとも言えますね。

 店主が不問にしようと思っていた作品があった。ユーラシアの極東の韓国少年が、同じくユーラシアの極西のポルトガルにまで自転車で行く夢を見る話、コイツを起こしてみようかな?と思ったくらい刺激的な作品でもありました。

 ご紹介していただいた方に、この場にて感謝申し上げます。

 そして、今回の愛着の染み込んだ自転車を単に売るのではない形で人に託したいという発想も、その作品には散見できますな。

 ということで、このフジトラの車体と、「自転車泥棒」両者ともに、よろしく。

353449578_2293889840793444_2891983696914193958_n_convert_20230612230436.jpg
※6月21日は西成軍団のパフォーマンスの日だよ!是非一回一生に一度は目撃してくれ!
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/5603-f0351beb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター