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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ホイール落とし



 今、あるタイプのホイールの人気があるようで、それもそこそこ時代物だったりすると、入手のためには危険満々のオークションなんかに手を出すしかない、というような状況が多々あるようです。

 オークションが危険?

 そうですねえ・・・、危ないからやめなさい、というのではありません。あくまでも、危険性をはらんでいるという自覚は必要です。当店でも、持ち込まれたもので、どうも怪しいなあ、と思われたもののだいたい8割方が、オークション経由ということが少なくないです。

 ですから、十分注意の上、危険回避を自己責任で行える、という方のみ、ご利用されたらいかがか?という、プロショップからの老婆心です。

 ただ、この自己責任という言葉も、数年前のデマゴーグより、一人歩きしている感はあります。
 何やっても、何やろうとしても、即自己責任!

 もし、これを徹底するなら、それはそれで大変面白い社会だろうと思いますよ。ただ、完全で、平等な情報公開ができれば、という条件付ですが。

 だいたい、あるタイプの方々の仕事が激減するでしょうね。

 しかし、仕事が完全になくなっては困るとなると、多少の規制は残しておかないと、自らの存在意義がなくなってしまいます。

 そこで、仕事を残しておく範囲の規制は「緩和」しながらも残しておいて、あとは手抜きができるという意味で「時代は自己責任!」と開き直っているような、感は否めませんな。

 まあ、政権はかわって、社民化するというのであれば、またその手の方々の仕事は増え、それなりの権益も既成化し、大きな国家になっていく・・・?大きくなったり、縮んだり、お国も大変ですなあ・・・。

 で、話を戻さないと。
 危険を承知であえて、完組みホイールなんかを落札する。
 それはそれで良いのですが、完組みホイールには、そのホイール調整をするための専門工具が必要になることが、大変多いということを覚えておいてください。
 どうせ落札するなら、その前に調整のための専門工具があるかどうかをしっかり確認してみてください。
 それがない、というのであれば、その落札には大変危険が伴うといってもいいでしょう。

 つまり、ちょっとハブの周りが硬いなあ・・・と思っても、専用工具がないと、調整できません。調整できないまま使用すれば、いろんな意味で設計外の負荷がかかる事が予想され、当初の耐用年数を著しく下回る事もあり得るということです。

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ただいまお預かりしている、マビックのホイールですが、球あたり調整にはこの複数のポイントにフィットする専門工具が必要だと思われます。

蟹目レンチでも使用可かもしれませんが、それは専門工具にはかないません。
何とかしたいし、できればいいのですが、そこにどうしても限界が出来てしまいます。

だいたいそういう専門工具というものも、マイナーチェンジやモデルチェンジで、形式が変わってしまうと、輸入代理店でも在庫していない可能性もありますから、ある意味で完組みホイールをオークションにて購入するということは、やはりリスクを伴う、ということを再度覚悟して欲しいと思います。

で、あれば!そのメーカーを取り扱っているショップに直接お願いする、という、王道が残されているはずです。メーカーの研修を受けて、複数年による専門工具を所持している信頼できるショップが見つかれば、問題は解消しますね。

ただ、当店で買ったもの以外は見ません・・・、オークションでのものは自己責任でお願いします、という店も少なくはないでしょう。そこにはたぶんそのお店なりの経緯による、ある種の信念があるのでしょう。一概に狭量な、とはいえません。

以上を鑑みて、再度オークションなどをご利用される方、十分に気をつけて、事前に確認すべき事はしっかり確認して、リスクをできるだけ少なくする、ということを心がけてください。

当店は、持ち込まれたものに関しては、できるだけのことはしようと思います。そういう信念の下でやっていきますが、同時に上記にあげた意味での限界もありますので、ものによってはお手上げ、ということもあるでしょう。

多少の余裕を持って、おつきあいください!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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