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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

デモンタブル?



 一見すると通常のピスト車です。

 デモンタブルという構造を持つピストなんです。
100405 (2)

 ダウンチューブの付け根にリング上のとめ金があります。

100405 (3)

 シートチューブには、ピラー固定ボルトが二点あります。

 100405 (4)

 そして、ワイヤーの着脱ができるジョイントがあります。

 これでお分かりの方は、モールトンなどにお詳しい方でしょう。

 ダウンチューブのとめ金を外して、ピラー止めのボルトを二本はずして、ワイヤーを外すと、フレームの前三角と後ろ三角が分解されるんですね。

 っということは折りたたみ自転車?と思いたくなりますが、イエイエ、デモンタブル自転車というのだそうです。

 折りたたみ自転車は、折りたたむジョイント部分が重くなり、かつその部分がきしんで剛性が失われてしまいます。乗る性能を重視する方には、折りたたみ自転車は我慢なりません。

 その文、このデモンタブルは分解組み立てには多少の時間はかかりますが、踏んでみると、通常のピスト自転車とほぼ大差はありません。これは良いなあ、と思いつつも・・・。

 そこまでフレームを分解しなくても、前後輪外して、輪行バックに入れれば、通常の移動には困らないんだけどなあ。

 このデモンタブルの利点というのは・・・一体なんでしょう・・・。
 これまた収納のトランクが大きいんです。

 ウーン・・・わからない。

 ただ、勉強になりました。ピラーの部分。二点のボルト止めでフレームの構造が維持できるということ。
 かつて、古いロードマンでやろうとしたことがありましたが、別の理由で不可能になりましが、発想として間違いではなかったということだったんだ・・・。

 メカニックの悲哀は、フレームという構造には極力手を入れてはいけないということ。でも中には、そうせざるを得ないものもあります。溶接にまで手を伸ばすと、広がるのはわかりますが、それ以前でできることをやる、いいヒントになります。

 しかし、BB付近という一番力が入るところに、留め具一つでよく持つなあ・・・。

 いろんなタイプの自転車がいじれる、自転車屋をやっていてよかったと思える、ご依頼です。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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