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ママさん仕様にも色々あって・・・ |
![]() スペシャのクロスバイクの持ち込みをいただきました。お子様が生まれて約半年のママさんからです。これをどうにかして、子供の保育園送迎に楽な仕様にして欲しいということでした。 まだ生まれたばかりの赤ちゃんですよ。 ちょっと調べてみると、世に売られている子供乗せるためのカゴは大体二歳以上から、というのがほとんどです。 確かに、一歳に満たない子供は小さいしグニャグニャしていますからねえ・・・。 小さいベビーベッドのようなものだったらいいかもしれませんが、それは専用に設計された自転車でないと、装着はむずかしいでしょう。 となると・・・。 一様にママさん仕様といっても、子供の成長段階や、その用途によって、様々なんですね、勉強になります。 ではどうしましょう? しっかり首が据わって、チャッキリしてから、子乗せカゴの検討はしましょう。チッコイうちは、お母さんの背中におぶられて、安全運転で! と、保育園にはシーツ二枚にタオル類など、けっこう荷物もあるというので、前カゴのちょっと大きめなのを付けて、さっとまたげるように後ろのスタンドにはカゴは付けずに、そのままにしましょう!ということになりました! 荷物を載せるようになると、軽い設計のクロスバイクでは、どうしても不安定になりますので、ディレーラー装着可能な例のスタンドに、変更です。 ![]() この形式で、もう少し幅の広い安定感のあるバージョンが出てくれれば、文句なしです! ![]() 大きめのカゴです。安定感を確保するために、台座を付けました。 ![]() できるだけ体を起こして走れるようにしたいというご希望のありましたので、ハンドルをママチャリ仕様に変更です。本当に体を起こして走れるようになります、ただ・・・、前傾取れないので、どうしてものんびりサイクリング用になってしまいます。まあ、子乗せ仕様ですから、これで完璧。 ![]() 荷物やお子さんと、何かと重量が増えることを考えて、タイヤは頑丈なランドナーにしました。コイツはへらねーよー。 ![]() そして、色は思っている以上に、使用する人に影響を与えるようですね。フレームをカシスレッドに染め直し! ![]() ![]() そんなこんなで、できる限りのご希望を乗せて、ママさん仕様自転車の再出発です。 ![]() ウーン、暫くはこれで働いて、その内後ろに子乗せカゴを乗せて、再々出発かな?その内子供が成長したら、子乗せカゴは取って、今度は後ろにカゴを置いて、前カゴをとる・・・、イヤ、リュック背負って、もとのクロスバイクに戻るかな? 自転車はライダーさんの生活に合わせて、どこまで変幻自在にすることができるか?これって、これからの当店のトライアルの一つですねー。 もっと、周辺パーツを勉強しないといけませんし、安全な改造の技術を身につけていかないといけませんし、これからも楽しみですわ。 最近子供が目に付きます。生まれたての半液体状態のおこちゃま。まだ歩けないけど、足をパタパタさせて、意外とパワフルな子。二歳に満たないけど、チョコマカ歩く子。三歳で、もう自分で子乗せカゴによじ登っていく子。 学齢まで子供は乗せられますが、その6年間の子供の成長過程というのは、実に様々で、しかも個人差を含めると千差万別ですね。まだ歩けないくせに、子乗せカゴの上で立とうとする子もいるくらい、本当もう色々です。 自転車の成熟化を目指す当店、その条件の一つに、限りなくワンオフに近づけること・・・これは、色やデザインといった見た目に関しても、また利用者それぞれが持っている使用条件および機能についてもですが、かゆいところに手の届く仕様というのがあると思います。 ほとんどすべてのものは、まず「一般的な条件」という想定の下に作られます。それが成熟していく過程というのは、地域、時期、環境、用途、そして使用者によって限定を与えられることによって成り立ちます。 さて、今の自転車だって、ある種の成熟過程の途上なんでしょう、ある意味よく考えられて作られています。それをもっと進めて、そこまでやるか?!そんな手があったか?!というところにどこまで持って行くことができるか? ウン、やっぱり楽しみなんだよネー。ワンオフものには、ワンオフものの喜びがあるんですね、なにものにも代え難いいんですから。 それが当店の原動力でもあります。 喜んで使い続けてもらえる一台作る。それが自然と自転車の成熟化への向かう、ぜんぜん気負うこともない、自然な流れなんでしょうね。 ※いろんな使い方のあるツイッターですが、今どこにいます、何しています、だけだとなんか物寂しいなあ スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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