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流行るねえ・・・ドロップ化! |
![]() 大手のボリュームゾーンをしめているであろう、クロスバイクです。どのメーカーもこのゾーンのモノはそろえています。 無難に、マスにむけて作るものには、その会社なりが背景にしているであろうマーケティングの結晶なんでしょうね。ある意味隙はなく、よくこの値段でできてますねえ・・・、と感心します。 ところが、乗り手が乗ってくると、かゆいポイントが少しずつずれていく・・・、そういうことは大ありです。 大体この辺がかゆいんでしょ? エエ、まあ・・・。 というところですから、そこだ!というわけにはいかない、これは当たり前です。 大手には、そのやり方で多くを相手に多くのものを持って行けばよい。 と、なれば小手・・・はゆうなれば、小手先を使うところにその隙間を見いだしていくしかありません。かつて一度値段で張り合おうか?と一日電卓片手にコスト計算をやってみたことありますが、二三時間で、絶対に勝てない、という結論に至りました。 当たり前です、作る数が違います、仕入れる量が違います、捌く台数が違うんですから、張り合ってどうこうできるような相手ではない、まさに巨人であります。 ならどうするか?大手では絶対にできないことをやる・・・、それが別に灰色というわけではありません。いろんな意味で手の出せないことをやる、これでしょう・・・。 当店にも、将来、自転車屋さんをやろうというような方が、修行というかお手伝いに来ていただくことも多々ありますが、今後の自転車商売の核心をどこに持っていくか?これは非常に大切な問題です。 今自転車ブームだから・・・なんて高をくくっていると、数年後にはポシャルでしょう。 ブームに乗るものはすべて!とはいいませんが、長続きしないでしょうね。 だって、どこからお客さんが来るか、ぜんぜんは把握してないんですから。 ただ来ているものをしかるべき場所に店を出していただけなんですから、何らかの理由でブームが去ってしまえば、次に打つ手がない・・・、当たり前でしょう。 大体右から左にものを流しているのが商売だ、それ以外にはない、というようなレベルでの発想では、どんな商売も、続かない、それはほとんど確実なことだと思います。 どこに着目して、何を伝え、どうわかってもらえるか?その辺の格ができていなければ、100ショップならイザ知らず、大方ポシャル、多分そうなんじゃないかな? そんなわけで、大手ならぬ小手の当店として、今ある種の需要にお応えしているのが自転車カスタム、自転車改造なのであります。 ある意味、時代に逆行しているんだろうなあと思いますが・・・。 少なくとも、狭い当店の範囲でわかること、今フラットハンドルのドロップ化は、小ブームです! ![]() ![]() フラットハンドルでも乗ることには不自由がないにもかかわらず、なんでドロップ化しようとするか?理由は色々です。色々な理由で本当に自分のかゆいところがわかったというお客さん、かゆいところが移動したというお客さん、本当様々です。 一言にドロップ化といっても、その選択肢は色々あります。既存パーツの種類、用途、予算、習熟度などによって、それは変わります。 今回リアディレーラーが、スラム。このスラムとシマノのSTIは合いません。ですから、リアディレーラーは交換です。 ![]() フロントディレーラーも様々です。上引き、下引き、フラットバーコンポと、STIコンポとはワイヤーの引きシロが違う、それをどう扱うか?この辺も経験が物をいいます。 ![]() このフロントディレラー・・・、多分シマノの人が見たら腰抜かすでしょうね・・・、ワイヤーの取り回しが特殊です。こうなったらもう他店でワイヤー交換はできないでしょう。 ![]() ブレーキも大切なんです。VブレーキとSTIの相性はバッチリとは言えません。ただ今回これはショートリーチなので、問題はありませんが・・・。輪行などの時にはちょっと調整がいります。 ものによっては、キャリパーに変えてしまうこともなくはありません。 ![]() ハンドルはもちろんドロップなんですが、アナトミックの幅の狭いタイプのものをご所望です。 ![]() ハンドル幅も大変重要な選択的要素です。これによって、折角ドロップ化しても、疲れてしまうといことも起こりえます。幅と形、ドロップとリーチ、ドロップハンドルは奥が深いです。 ということで、できあがった、ドロップ化の巨人です。 ![]() 後光というか、光が差していますねえ・・・。 一口にドロップ化といっても、いろんな選択肢があります!用途や予算に合わせてご相談に乗ります。 ただ、ドロップ化される方々に共通のものがあります・・・、もっと自転車に乗りたい!もっと自分の自転車と関わりたい!これです。 逆にフラット化される方には、その自転車の引退的な使用法、余生的な仕様という傾向があります。 ドロップはそれだけ前向き、まさに前傾なんでしょう、もっと自転車に近づきたい、既知の自分の自転車をもっとよくしたい! いいじゃないですか、やりましょう!もっと近づくために!もっと自分の自転車にするために!マスから個別の乗り手になるために! ※上記記事は、マスのフラットバーに乗っておられる方をネガで非難しているものではありません。最近この手の低レベルの引っかけがチラホラ来ていますので、念のため。 ※自分の更新しかアップしてないです。あの「なう」というのはまだなじめず。 スポンサーサイト
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この記事に対するコメント |
いや~全く自転車のとこを洋服屋に乗せかえてピッタリな至極の名言、感動しました。最近の大手さんは大きくなりすぎて全く小回り効かなくなり消費者不在と痛感しています 小さいとこにしか出来ない事、、がんばりましょ
【2010/08/05 17:16】
URL | 恵比寿の洋服屋 #- [ 編集]
万軍の援軍を得たような気分です、ありがとうございます。アチラにはアチラのマーケティングという技があるんだと思います。 では、こちらには?問い面、対面のこえがあります、しかもすでにこちらを選んでいただいている方々のです。 大河の堤は、アリの穴から崩れるといいます。別に崩す相手ではありませんが、ささやかながらも小さい穴を空けていきたいと思いますね。 がんばりましょ!
【2010/08/06 22:07】
URL | 狸サイクル #- [ 編集]
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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