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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

世は円高 されど・・・

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 これは先日、持ち込まれましたオークション経由のフレームでした。ヘッドパーツの圧入が中途半端です。このヘッドパーツというのは、小さいパーツながら、着脱に7種類前後の工具を必要とする、まあ素人がいじるのはやっかいなパーツということができると思います。

 その辺がしっかり入っていれば、あとは六角レンチなどの一般工具と、ちょっとした特殊工具があれば、自転車は組めないことはありません。

 ところが、この場合圧入が中途半端と言うことになると、ここが修正できない限り、せっかくのカンパレコードヘッドパーツであっても、その性能を十分発揮できずに、使い続ける、ということになってしまいます。

 性能が発揮できない、というのならまだしも、最近のインテグラル系のヘッドパーツであれば、こうしたいい加減なセッティングを放っておくと、フレーム自身損傷を起こしかねません。

 オークション経由のパーツ・フレーム確保のある種のリスクというのはこういうところにありますので、常にリスクの存在を意識しつつ、交渉なりなんなりに望んでいただきたいと思います。

 気をつけてくださいね。

 と、今回気をつけるべき場をもう一つ、ご指摘させていただきたいと思います。

 というのは、世は円高です。八十円半ばをウロウロしています。そんな状況ですので、国内の高いパーツに手を出さずに、目先の利く人はしっかり海外通販サイトなどを利用して、少しでも安いパーツを入手したい、そういう需要も増えているようです。

 世界企業であるシ○ノさんなんて、世界のどこで売れても売り上げとしては変わりないので、国内の業者などつぶれても関係ないんでしょうね。掛け率のつり上げなど見るに、イギリスの通販で買っても同じじゃない?なんて状況もありやなしや・・・です。

 いっそのこと開き直って、パーツ類一切持ち込み!通販サイト紹介して、在庫のリスクをなくし、高額工賃だけで食っていく・・・なんていうのもありかな?などと夢想してしまいます。

 まあ、一企業が国内の自転車産業のことを考える義務などありません、そんなことは通産省かなにかに任せておけば良いんでしょう・・・。

 なーんて考えてしまうほどに、海外の通販のモノの入手は安価でできるようですよ。

 では、安いからそれで満足、満足!でいくかと言えば、これは最近当店であった一つの例です。

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これはとある、有名メーカーのリムです。しかし!つなぎ目、うっすら写っていますが、隙間があります。例によって写真下手な店主、角度と焦点によっては、ちょっとギョッとしてしまうほどの隙間が空いているんです。

 これはアメリカの自転車サイトからの購入モノだそうです。もちろん事前にその辺の指摘はなかったようです。

 では、輸送の際のトラブルによるものか?

 届いて、開いてみたときに、エエ!っとなったそうです。

 買い付けした方は、相当英語の堪能な方、でもそういう人ですら、ひとたび太平洋を挟むとなると、その交渉は難航を極めるということで・・・仕方なしに断念・・・ということになったそうです。

 いわんや中学生以下の英作文能力の人だとしたら・・・、もう最初から諦めるしかありません・・・。

 円高だ!やった!買っちゃった!もイイですが、一面として、そうしたリスクもありえる、ということもしっかり考えないといけませんね。性善説では、どうも世界は甘いようですよ。

 何度か取引やってみて、しっかりした店や企業だ、ということへの信頼関係ができない内に、高額な取り引きに手を出すというのは、危ないことかも知れません。

 中国から自転車パーツを安く入手する、という場合も、まあ、色々あるみたいです。なんかあまりにも安いものだと、工場からの横流し品、ということもあって、最初の二三回はよかったものの、それを超えての大量発注の際に逃げられる・・・というようなこともあったり無かったり、だそうです。

 ただ、安い買い物には魅力があります。そしてこの円高・・・、制度としての打ち出の小槌ですから、つい・・・というのもわからなくはありません。

 でもほどほどに・・・。うまい話は、国内にはもちろんのこと、海外にだってあるはずありません。円高という状況もほどほどに、リスクを回避できるほどのうまみはないんじゃないかな?あるように見えるとすれば、多分錯覚でしょうね、たぶん。

 その点、国内のものだと、メーカーや代理店をおさえて取り替えや値引きの交渉などもできなくはない、まあ、最終的にはどちらをとるか?ですね。

 安くても危ない可能性のものをあえてとるか?
 多少高くても保証のあるものをとるか?

 リスクを自分で回避出来る人であれば前者、無ければ後者、となるかな?

 当店はとすると・・・、基本持ち込みはOKですが・・・、これもまあ常識の範囲ですね。
 ある意味、長く使っているから、親が使っていたから、折角友達からもらったから、というようなものは問題ありません。これも常識の範囲ですね。

 しっかり、大人の常識がおありの方でしたら、何でも持ち込み可能です!

 常識があって、何でも持ち込む人・・・?よくわかりませんが、まあ、そういうことにしておきましょう!

確かに探せば、面白いツイッターもあるネー。なるほど・・・
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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