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中古品の可能性 |
![]() 以前から、オークションなどの中古品を入手する際には、それなりの知識と技術を持たなければ、取りかかりも、受け取り後の処置についても、リスクを背負い込むことになりかねない、ということを念頭に置くべし!ということを申し上げてきました。 自分が必要なくなったものが、必要としている人に回って有効利用される、というオークションのすばらしい一面は、なんとしても確保していきたいと、最近店をあげて考えていきたいと思っています。そのために、お役に立てる手だてを今考えている途中なんです・・・。 ジテコン・・・、かつてちょっと触れました、自転車コンサルタント・・・、あやしい・・・。 ただ、最初から安ければいい、安くさえあればいい、だからオークションで!という情報ただ取りして、平気な方は、最初から除外しますが・・・。 どうも、オークション利用者には二種類がいるように感じています。上記のような不躾な方と、本当に好きな自転車を少しずつパーツを集めて、何とか自分で作っていきたい・・・、という匂いを持っている方との、二種類です。 前者と後者は、全く違います。その違いはすぐにわかります! 以前一名だけ、前者のような方が舞い込んできたことがありました。三分もいられずに出て行かれたと思います。 社会的に不景気だったり、ご家庭の状況が何かと物いりだったりで、お金はできるだけセーブしたい、というのは、どなたも当たり前だと思っています。もう今は、それが前提的条件だと思っています。そういう状況下にあるひとが、すべて前者であると申し上げているのではありません。 全く違います。例え苦しい状況下にあっても、自転車が好きな方は、自転車に携わっている我々のようなものに対して、あたたかいんです、そしてキラキラした何かをお持ちなんですね。抽象的ですが・・・。 そうでない方、今んところ欲望の方向がたまたま自転車に向いているだけで、自転車を単に消費したいと思っているだけの人とは、全く違います!臭うようにその両者の違いはわかります。 ネコはネコ好きの人がわかる!というのと同じですな。 そんなわけで、自転車が好きな方が、オークションなどでいかにリスクを回避できるか?というようなところにちょっと食い込んでいきたい、と思っている次第なんです。 そんなに、オークションてリスキーなの?と思われるかも知れませんし、今までそんなことは一度もない、という方も多いかと思いますが、でも、ある時はある、起こるときは起こる、というのがリスクなんですね。 上に上げた、ルックのフォークです。 ちょっと以下ご覧ください。 ![]() フォーク本体と、コラムのところに赤い線が引いてあります。 これが・・・ ![]() ズレてしまうんです。つまり、フォークにコラムが完全に一体化していなかったんです。最初から緩く、カタカタしていたとすれば、出品する方も、受け取った方も瞬時にわかるからまだ始末がいいんです。 これがまた、相当の力をかけないと発覚しないというめんどうくさい状況だったんですね。 フレームとフォークの持ち込みで、フォークが一インチという一昔前のもの。だんだんと絶滅種に入ってきているものです。 それをベッドパーツで一体化しないと、とスモールパーツを駆使して、ようやく組み付けて、ステムをカマして、ハンドルを付けて、ステアリングを確認したところ、横にずれたんです。 再度締め込みをして、回してみるとまたずれる・・・。キャップを外して確認すると、ステムはコラムにしっかり食いついているんですが、そのコラム自身が回っている。 再度フォーク単体にして、万力に固定して、コラムを回してみると数ミリまわる・・・。 これだけ手間をかけないと、発覚しない、奥に潜んだ欠陥だったんですね。こういうのを、ザッツ!リスクというのです。 恐らく出展者も受領者も気づかないほど奧にあるもの・・・、仮に出展者が気づいていたとしたら、この出展者は悪質ですなあ・・・。 この辺はもし下りで、ステアリングを失ったら、大けがおよび、打ち所によってはそれではすまない事故を引き起こしかねないところです。 これをどう回避していくか?当店が思いつくのは、リベットによる固定ですが・・・、まあこうなったら次にそれを修復していく技術が必要です。または出展者に事態を説明してオークションそのものの取り消しをしていくような交渉の技術、いずれにしろ技術が必要になります。 こういう事も起こりうる、というのがオークションだということは、再度強調しておきたいと思います。 まあ、善意の者同士が、ものを回しつつ使い続ける回路を開いていこうとする、その基本姿勢については、どうやってか支援していきたいと考える次第、今後皆さんのお知恵を拝借することも多々あるとは思いますが、ご支援よろしくお願いいたします! ※ツイッターの使用者にも二種類いるような気がします、なう・・・。 スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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