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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

20年のタイムスリップ 鉄マウンテン



 トリプルトライアングルといえば、GT!その鉄製マウンテンバイクの持ち込みでした

 今や鉄のマウンテンバイクというのは、絶滅種といっていいでしょう。マウンテンバイクに全く愛情のない店主も、鉄のマウンテンなら・・・と思うことはちらりとありますが、もう絶滅してしまいました。

 ところが、出てくるところからは出てくるもんですねえ・・・、20年前のマウンテンバイクが、ほとんど手つかずのまま出てきました。

 古いものがあっても、大抵は劣化していたりするものですが、これがまたタイムスリップしてきたように、新品同様なんです。

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 初期のデオーレ、90年頃のものでしょう。全く劣化なし。

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 センタープルのブレーキ!カンチの前かよ!

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 親指でシフトする初期型のものでしょうね。全く支障なし。またこのステムも凝っていいます。

 またワイヤーワークが複雑なんですね。
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 センタープルで引いて、上引きのワイヤーがシートチューブの治具を巻くように下りています。
 別角度から・・・
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 現代型のものを見ているからだと思いますが、これぞ草創期というか、途上の状態の工夫の様子が見えていいです。試行錯誤の過程、という感じでしょうか。

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 そしてトップチューブの裏には溝が切ってあって、そこにワイヤーを収納するようになっています。

 この溝がまた剛性につながったのでしょうかね?

 アチラコチラに、初期型ならではの工夫が見られるこういう車体、ものができあがってくるって、こういう事なのか?ということがしっかりと見えるある意味記念碑的な自転車でしょう。

 鉄のマウンテンバイク・・・、これなら乗ってもいいかな?とも思う。

 これをほとんど箱のまま持ち込まれて、組付けをいたしました。組み付ける前に一端外してみます。状態が良いのでほとんどと手こずりませんでしたが、一カ所、やはりBBだけは硬かったですね。一端外して、再度グリスを詰め込んで・・・何年後にまた開けられるんだろうね?

 こういうことをしておくと、今後乗り続ける上でのメンテがずっと楽になります。

 20年の眠りから醒めた君、まるで浦島太郎のように、無骨なアルミやカーボン車が闊歩している脇を、ヘエーッと、駆け抜けるか?まだまだ君だって走るはずだよ、なぜって20年間眠っていて劣化していなかったんだからな、このギャップが新たな鉄の可能性なんかを示しているのかも知れない。

 まあいい、しっかり寝ていた分以上に、走れよ!!!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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