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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

カテゴリーは これぞカスタム!あれがこうしてこうなった!



 この形で持ち込まれた、クロスバイクが、シングル化、しかも固定化されて蘇った、という話は先週のものでした。

 こうなりましたよね!
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 前ギア、後輪ハブ回りが、スッキリして、機能的にも全く違った自転車に変身しました。

 リアホイールは、金ハブに金リム、下手すれば成金趣味になりがちな金が、汚れてブロンズ化した車体と妙にマッチして、新車には絶対出せない味を出していました。

 と、ココまでは先週の話でしたが、なんと、フロントホイールも金にしませんか?という当店からのお申し出を快諾していただいて、前も金ハブと金リムで組み付けてみたわけです。

 ねらいからして、成金外しです。絶対に下卑た感じにはならない。むしろ、新車にはない、といって並の中古車という開き直りでもない・・・。

 どうも中古自転車というと、みすぼらしい、手を抜いた、乗れればいいさ、式の抜けきったというか、しらけきった響きしか、今のところありません。最近では、高額な自転車の中古というのはあるようですが、やはりあるのは高級車の周辺だけです。でもそれらも、冷たい「もの」でしかありません。

 なんか言葉がシックリ来ませんな。

 カッコいい中古車・・・?なんだそりゃ?それに中古車、という言葉には、どこかよそよそしさがあります。

 中古で買いました・・・、なんかよそ様から譲られて、まだ自分のものにはなっていないような。

 しかも、元々自分で乗っていた自転車をリニューアル・・・これも違うなあ・・・、レストア・・・したわけですから、何も中古車などという外部的な呼び方をする必然性はない。

 となると・・・、これがまあ、ザッツ、「カスタム自転車」の真骨頂のようなものなのではないか?

 と、店主は強く叫びたいのであります。

 手を入れています!しかも好みに合わせて、手を入れています!機能的にも、外見も全く異なっていますが、別の意味での愛着を感じて、これからも手放さず、ズーッと自分の自転車として、乗り続けていきたい!
 
 そういう乗り手の思いをしっかり受け止めて乗せています!
 だから単なる「もの」ではない!

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 見れば、いかに乗り手がこの自転車を大切にしているか?愛しているか?というのが一発で分かります。そして、どこにも売っていない、世界で一台、自分たちで作った自転車なんです!

 これを称して「カスタム自転車」と呼びましょうか?大声で叫びましょう!

 そして、こういうカスタム自転車こそが、自転車の重要な一ジャンルとして築かれるべきかと思います!

 隣接分野を全部引き込んで、自分たちで作り上げる自転車達です。これぞ、自転車文化の成熟化の重要な一面でしょう。

 当店は、まだ今の時代には早すぎる店だと思っています。二三十年は先に行っています。

 ですから、時代にこびずには生きていけない、媒体や人間達からは見えないでしょう。私らも君らが後ろ過ぎて見えないよ。やっていることがあまりにも野暮で、ついて行けないから、プロトンを飛び出して、逃げを打っている訳なのよ。

 ついでにいえば、着いてこなくてもいいよ。たぶんゴールが違うんだから・・・。

 と、当店はついに孤立するか?

 イエイエ、当店には、良質の過去からよーくものごとを学んだ、未来人が来てくれています、ゾクゾクと・・・、足音が聞こえるんです・・・。可能的な彼らの音が・・・。

 で、そういう方々とものと情報と、技術と少しの銭を回しながら生きていくんです・・・。

 いわゆるマスで、いわれているところのこの「国」など、うんざりです。一抜けます。

 一台の自転車が教えてくれる、あるタイプの人類の可能性・・・、それは絶対に明るい!そして常に開かれている、いつでも抜けておいでなさいと!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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