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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

お悩み解決 ちょっとしたお望み叶えます!



 週に一度の、マンデーライド。今日もタイゾウ先生に引きずり回されました・・・。

 足に心地良い疲労感が残る中、一緒に乗った街道使用のピストのブレーキを最近交換して余っているシマノの105のブレーキに交換したいということ・・・、快諾とはいかないまでも、基本自分でおやり、と着工開始!

 なぜ快諾ではなかったか・・・。

 ロードフレームで、ロードのブレーキを交換するなどということは、ほんの数分もあれば可能です。

 ところが相手がピストとなると、ロードの通常のブレーキがすぐにつくか?というと、簡単にはいかないんですね。

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 ピストフレームにロードのキャリパーブレーキを付ける場合には、リアブレーキはこういったアルミ板で挟む形式を使います。
 
 すると、通常のショートリーチのキャリパーブレーキではホイールのリムにブレーキのシューが届かないという現象が起きます。

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 こうなってしまいます。リムではなくて、タイヤのゴム部分をシューが挟むことになってしまいます。

 そういう際には、通常ならロングリーチのキャリパーブレーキを付けるべきなんです。

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 右に見えるのがロングリーチのもの。ヤグラからシューまでの距離がだいぶ違っています。

 もしできるとすれば、シートステーブリッジという箇所に直接穴を開ける・・・ということも考えられます。

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 ただし、構造であるフレームに直接関与するというのはメカニックの域を超えています。とはいえ、やるときはやってしまいますが・・・。

 それより何より、ピストフレームとしての価値を下げてしまう、ということは言えるでしょう。もしこのフレームがタイゾウ先生にとってセカンドバイクになったとして、そして、後輩なりなんなりに譲ることが起きた場合、このブレーキ穴の有無は、フレームの価値の増減に相当左右してしまうでしょう。

 ということは、直接フレームに穴は開けない・・・、これは決定。

 では、ショートリーチの105のブレーキ装着を諦めるか?

 フロントには、ショートリーチであっても105のブレーキはつきます。

 というのは、着脱式ブレーキアーチ台座を上に押し上げれば、クリアランスの調整ができるからです。

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 ここをグイッと上げれば、問題なく付いてしまいます。

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 ほら付いた・・・。

 となると、リアブレーキも105にしたいというのが人情です。だって、前後を黒で、そして105で統一したいでしょうから・・・。

 まあ、黙って見ていましたが、タイゾウ先生のどうしても105にしたい!というご希望が強いので、店主も重い腰を上げることにいたしました。

 毎週月曜お世話になっているのでねえ・・・。

 で、チョチョイと細工して、ホイ!
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 ショートリーチのまんま、シートステーブリッジに穴も開けず、ブレーキ板も交換せずに、装着完了!

 エヘヘ、さすがプロの技です!自画自賛・・・。

 当然の事ながら、企業秘密といたしましょう・・・。

 なぜか?

 タネをあかしたら、あまりのバカバカしさに、そんなのがプロショップかよ!と思われるのが恥ずかしいからです。

 まあ、ザッツ!プロショップ故の技!なーんてもんじゃありません、こんなこともできるプロショップです、という程度です。

 世はアピールなんでしょうね、でも、こんな程度のことをやったぐらいで、「都内で唯一!ピストフレームにショートリーチのキャリパーブレーキを装着する店!」なんて、ふれ回るには、本当お恥ずかしい限りです。そんな程度のことなんかより、もっと変なことやっているよー、知りたい方はブログを掘ってください!ですませたいです。

 もっとスッゲーことを知らん顔してやっておられる方々なんてたくさんおられます、そういう方々から、三歩下がっても、ついていきたい!小技程度を針小棒大にアピールするなんて、一言、野暮!

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 望みがかなって、欣喜雀躍のタイゾウ先生。

 来週月曜日もお願いいたします!25キロ以下で走れる、皆さん、八時過ぎ当店発ですので、ご参加お待ちしています!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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