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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

自転車損害保険 見積 あれこれ



 最近、ちょっと自転車の事故に関するご依頼が続いています。
 
 自転車の数が増えますと、必然的に、事故も増える・・・ということでしょうね。気をつけたい限りです。

 事故が発生すると、自転車が壊れます。そうなると、壊された被害者は、その自転車を通常なら購入した自転車店などに持ち込んで、修理なり、交換なりの見積の作成を依頼されます。

 では、この見積作成はどのように行われるべきか?

 これって結構、むずかしいんです。

 大方原状復帰が原則だとおもいます。ものが新しければ、それ自体全く問題はないと思いますが。相当使い込んだ自転車だった場合だとしたら・・・。

 一番わかりのは、その事故によって破損したところを指摘する・・・なんですが。整備不良のまま乗っていた場合、本当に事故によってどこが破損したのか?ということを厳密に指摘することはできません。

 大方、被害者の方の状況説明から、現状を見て、推測するいがいにありません。あくまでも推測です。

 破損であればまだしも、傷であるとすれば、それはもう・・・非常に難しいことです。

 そもそも、ものは使用年数が上がれば、傷も付きますし、パーツ類も摩耗したり、各所劣化してきます。

 原状復帰は良いのですが、そもそもの原状が分からない、というのが難しいところです。

 また被害者の方によっても様々です。

 例えばひき逃げに近い状況であった場合、被害を受けた方は、加害者に対して、「懲らしめてやれ!」という気持ちが働くのは理解できます。今回の事故で、傷を含めて破損したモノ、すべて元に戻してもらう!

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 そう思うのが自然かと思います。

 また、相手に同情するような事情があって、また乗っていた自転車も相当使い込んでボロに近いので、走れるようになればいいです・・・というテンションの被害者の方もいらっしゃいます。

 事故の形態も色々、被害者の方も色々ご事情がある中、一体何を基準に見積を書くべきか?

 これって思われている以上・・・デリケートな話になりそうなんです。

 ご依頼は受けるといっても、こと自転車に関しては、あくまでもプロショップとして客観的でありたい、という立場は、守っていこうかと思います。

 ここを基軸に、ご依頼主のお考えや状況、時にはご希望なども含めて見積を書いていく・・・ということになりそうでしょうか?

 ちなみに、数名の保険屋さんに尋ねてみると、車両の価格は様々な諸事情をすっかり除いて、その利用価値を客観的に計算するという立場ではじき出されていくようです。

 少し前、「自転車なんて五年も走ればほとんど価値は償却されてますよ」と不躾な保険屋に言い捨てられて、さすがにカチン!と来たことがありました。

 今でも、被害者に対してこうしたいい方はないよな、と強く思います。「分かったよ、なら金いらネーから、壊す前の状態のものをもってきな」とこちらも言い捨てたくなります。

 ただし、千歩譲って今考えるならば、徹底して処理を事務化することによって、一日二千件以上起こる交通事故を捌いているんでしょう・・・。

 こういう辺りの事情に関しては、もう少し取材しながら、知見を高めていかないとと思います。

 特に、タクシーとの間で起こる事故では、なんかもつれるようなことが多いです。アチラも良きにつけ、悪しきにつけプロですから、すれっからしの悪徳なものからは、自転車ライダーを客観的に守らなければ・・・とも思います。

 そんなこんなの苦悩や労苦もありまして、あといろんなパーツの売値を調べたり何なりと、大変手間のかかる見積作成ですが、今までは無償で、やらせていただいていました。

 ただ、無礼な保険会社というのもありまして、数週間当店に事故車を起きっぱなし、見積もりだしても梨のつぶて、なんて言うところも残念ですが、あります。本当保険会社も、事務所によってでしょうが、玉石混淆です。

 ですから、当店基準を設けることにいたします。

 見積書を当店より発行する際には、その内容に基づくなりして、当店内で事故車の処理をご依頼していただけるという場合に関してのみ、無料作成させていただきます。それ以外の作成に関しましては、作成料、事故車保管料を含めて下限五千円からのご請求をさせていただく、と、いうことにいたします。

 なんかガツガツした印象を与えるかも知れませんが、今後は、仕事として正面から、こうした案件に取り組んでいく、という覚悟として、受け取っていただけると有り難いです。

 そのためにも、もっと損害保険のことなど勉強していかないといけませんね。しっかりやっていきます。
 
 客観性を基軸に、悪徳な脅しやすかし、揺すりタカリから、善良な自転車ライダーを守っていけるようこれからも精進して参ります!

 いつもにしてはちょっと真面目な店主であります・・・、コホン!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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