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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

自転車通勤再開!イイヨ、またどんどん始めましょう!

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 1パケで送れるツイッターというのが、あちこちで役立っている、という話を聞きます。
 
 店主も昨年、わけわからず、すすめられて始めてみて、最初は???でしたが、日に日に有益な情報だけを選択して、見るとこれがまあ、示唆的だったんですね。

 以後は、積極的な使い方はあまりしませんでしたが、このツイッターがなかったなら、幾万の中に埋もれていた、名ブログと出会えなかったであろう・・・と思うようにもなってきました。

 それが、今回の震災で、身軽で一気に飛んで駆け回る、その機動性の軽快さなど、その有効性を思い知ったのであります。

 あのリツイートというのも、だんだん把握してきたため、今回も緊急の用事の際には、当ツイッターを経由して、できるだけ早く広く拡散するようにかなりのリツイートなんかしてみました。

 最近は、少し安定してきたという話もあるようですが、通勤時の駅の状態なんかをこのツイッターで、事前に軽快に知ることができたり、その使い方も徐々に機能的になってきたようです。

 それまでの、「今マクドナルドでお茶中ナウ」は大目に見ようかと・・・。

 今回の停電騒ぎ、数週間すれば、騒ぎから日常の条件へと変わってくるのではないか?と思います。

 そうなると、通勤自転車のあり方も、いろいろな形で新しい定義や、再定義がされてくるかな?とも思います。

 たとえば、上のストラトス。

 自宅の下に長い期間、放置しておいて、昨今の通勤事情から、自転車通勤再開をしようと確認してみたら、無残にもあちこちパーツ類が盗まれて、バラバラになっていたというのです。

 クランク周り、サドル、ハンドルあたりが抜かれています。盗難の意図がまったくわかりません。ホイールが前後残っている・・・?

 クランクを抜くには、それなりの専門工具が要るので何でわざわざ?と、しかも抜いてまで持っていくほどのものグレードではありません・・・?

 とにかくフラットバーで乗っていたこのタイプストラトスをこの際、何とかドロップ系に変えて、再生してほしい、というご依頼です。

 こういう方、結構いらっしゃるかもしれませんね。昨今の事情もあるし、だんだん暖かくもなるし、しっかり花粉対策して、自転車通勤を再開しよう!と、ほうっておいた自転車を見てみると・・・。

 ここまで無残でなくても、あちこち緩んで、空気も抜けて、そのまま走るのかな・・・?と思っておられる皆さんにらっしゃますか?

 そういう方はジャンジャン、お問い合わせください!しっかり再整備して、再度街道へ戻しますよ!

 今回も前後ホイールがあったから、まあ、軽症ということにいたしましょう。

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 使えるものは極力使って、再生です。

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 盗られたクランクは、サイズに合わせて165ミリのものを。

 フラットストラトスは乗っておられたものの、ドロップストラトスは初心者ということで、手元変則にしてみました。

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 女性ですから、肩幅も考えて360幅のハンドルに。
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 まあ、いつもの仕事ですが、フロントメカもつけて、入門ストラトスの完成です。

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 失ったものを取り返して、走る気満々に見えませんか?店主には見えますね!

 これがまた明日以降、通勤自転車として、今東京の置かれている状況下の中を力強く走っていきます。

 震災に関しては、悲しいほどに無力ですが、間接の間接のそのまた間接的にも今の状況下へのささやかな対応として、できるところまでやり続けていきたいと思います。

 そのうち・・・、震災復興のための自転車作り・・・なんていう直接的なボランティアなどができないか?そんな可能性を探っていきたいと思っています。

 今回の震災に関しては、神戸や中越で培われてきたさまざまなボランティアの形式が即役立たないことも多いようです。

 店主の経験からも、少し想像がつきます。たとえば中越も店主が向かったところは、局所的にひどい震災をうけていました。ただ、そこの里山では、米の備蓄、灯油の備蓄がふんだんにあり、また水も山の沢のものが飲めました。トイレは、里山ですから、暗くなればどこでもドーゾの状態・・・で、もちろん被災者の皆さんは大変ご苦労されていましたが、地震と津波と放射能という二重苦、三重苦、しかも範囲が膨大に広い今回のものとは、深刻度が違っていたかと思います。

 そういう中で、それまで経験として培われてきたボランティアの形式がそくそのまま東北にスライドできにくい、という状況も理解できなくありません。

 今日も、ご来店のお客さんとそういうような話の中で、何を基準にどう判断して何ができるか?というのは、見えてきにくい状況かもしれないということが共有されたんですが・・・。

 例えばですが、こういうのはどうでしょう?

 ご自分の所属している自治体などに「いつから、東北の被災者の方々を受け入れるんですか?」とたずねてみる。執拗に・・・。

 実際に埼玉アリーナでしたか?被災者を招いているなんていう話は聞きます。

 東京都もそうですし、当杉並区も、非常に多く公共施設を持っているでしょう、その数割でも身を寄せる場として被災者に提供することはできないのか?

 かつて三宅島の火山のときもそういうことありましたよね。

 あれをはるかに上回る規模で、故郷がひと段落するとか、または個々の身の振り方が決まるまで、滞在できるようにする。

 そうすれば、われわれも東京にいながらにして、自らも生活者の一人として、災害に対するボランティア活動などに参画することができやすくなるのではないか?

 こういう形で、復興に役に立てるなら!とウズウズされている人なんか、かなりいらっしゃるんじゃないか?と思われますが・・・。

 仕事を一週間休んで現地入り・・・、ただすべての人がそうした活動ができるわけではありません、自分のできる範囲で、体を使って(寄付行為とか言うのだけでなく)役に立ちたい!かなり潜在している力なのではないか?と思います。

 さすれば、自らの自治体に、「被災者受け入れはいつからですか?」「ボランティア募集はいつからですか?」「ぜひやってください!市民としてサポートします!」というような、励ましの問い合わせなんかをするのも意味あることかもしれません。

 人をお預かりする、というのは大変責任の生じることなので、役所ばかりに押し付けては、腰が重くなりえるでしょう。そういうところは、区民、市民、都民、県民も協力して支える!と、自分たちの仲間に声をかけて、準備に入るというような動きとともに、行政に働きかけるなんていうのもありかもしれませんね。

 そうそう、世は統一地方選前、区議さん市議さんなどにそうした呼びかけ・・・なんていうルートを持っている方は、それはそれかも・・・。

 店主もメールや、月曜以降は電話なんかで、杉並区や東京都に直接やってみようかと思います。お役所は、住民の声によきにつけ悪しきにつけ弱いものです、たぶん。

 そういう中で、聞こえてくる声に、人に、直接渡す、例えば「この四月から高校に通う予定だった孫の自転車が津波で・・・」というようなところに無駄にならないものを一台送る・・・こういうのもありでしょう。

 ちょっくらできる範囲で、試みてみようかと・・・思います。自転車作りながらね・・・!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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