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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

おデブっ子スペシャル これで30キロやせろ!



 鉄フレームを選択、まあ頑丈そうだから?

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どこで聞いてきたのか、ドロップハンドルがいいなんてな。まあ、暫くは腹が邪魔で、下ハンドルはおろか、ブラケットも握れないんじゃないか?

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 そんなわけだから、エイドブレーキぐらいはつけてやる!

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 その体重じゃあ、ギアは使わざるを得ないだろうから、エイドブレーキの近くに置いておくぞ。

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 ボスフリーの7速、これぐらいあれば十分だろう?

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 クランクなんだが、今流行から外れるが・・・、

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 三枚にしてやろう。インナーに落とせば、大抵のコースは上れるんじゃない?歩行者に抜かれるかも知れないがな。

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 とりあえず止まれるということで、予算もあるし、ここはこのままにしておく。

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 重くなる車体をとめるのはこのくらいのブレーキはいるだろうな。ということだ。

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 さて、今の体重は恐ろしくて聞けねえよ。年々肥えてきて、今や樽のような状態だもんな。固太りとかなら、まだ動けるが、どうも不健康のなれの果てのような、その体型はいただけない。

 四十手前、まだギリギリ若い。理由はどうであれ、その体型は自分に対する管理上のミスだぞ!

 という事で、こいつを渡すんで、一年で30キロ・・・、減量だな。

 こいつは、来月、コチラに越してくる予定の、義理の弟の話であります。減量の励みになるなら、ちょっとこのブログで定期的にやせ具合なんかを紹介してもいいかもしれない、写真付きで?

 本人さらされるのはちょっととかいっているが・・・、そんな悠長なことは言ってられるか?!

 というので、近いうちに当店ブログに、減量計画中なんていう小記事が入ってくるかも知れません・・・。下手すると好評になって、「私も減量したいんで、さらしてもらえませんか?」なんていう希望者も出てきたりしてね・・・。

 そういうのもありかもなあ・・・。

 デブはやせるべし・・・

ヤフオクからやってきての点検



 ヤフオクから落としてきた車体が来る。最近増えたなあ・・・。

 考え方は色々あるが、その人にとって使用価値のなくなったものが、他の人にとっては非常に有用であるようなことはよくあることで、それを制度として結びつけるオークションというのは、決して悪いものではない。悪用している奴らはいるとしても、それ自体は悪いことではない。

 もう乗らない、捨てようかと思ったものを出展してみると、なんでわからないが高値が付いたなんて話はよく聞く。射幸心をあおる話でもあるが、やはり適材が適所に行くことで、それが再度活かされるという効果は絶大なものかと思う、その点において、いや、その点においてのみ(と言っておこうか?)、オークションの価値は大いにあると言っていい。

 そういう意味で、リスクはあれど、もう一度繰り返すとリスクはあれど、オークション機縁のものについて、どこかしら回していくこと自体には影ながら協力していく気も無くは無い・・・。

 曖昧な言い方しているが、これはリスクがあるから全面的に推しているわけではない・・・くらいに考えてもらっていい。

 素人から素人へ渡るということ自体、自転車は乗り物であるところからすれば、リスクはなくはない。その間にショップが入ることで、少しでも安全性が上がれば、と思う。

 今回もあった。もとは送られてきたもののフロントディレーラーをいじっている内に、わからなくなったということだった。

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 トリプルというのは曲者がある。トリムできるやつとそうでないやつ、手のかかるやつとそうでないやつ・・・などなどね。

 でもまあ、そもそも消えゆく存在なのかしら?トリプルは?スラムの影響か?スプロケが異常にデカくなってきている昨今ではね。

 色々いじってみるが、この頃のフロントメカはご覧の通り、実に華奢。剛性が不足していると言っていいだろうね。特に今のものと比べるとガクガク、グラグラしているといってもいい。ちょっと音鳴りがする・・・、ボルト調整しても出るねえ・・・、手で押してみる、グニャと動く、そうすると音鳴りは消える。しめた!と思うが再度何度かシフティングすると、戻ってしまうのか?またちょっと音鳴りが。

 いやいや、難しい。ちょっと緩めて、バンド調整、プレート調整などして、音鳴りの出ないところに持っていく。さらにシフティングをすることで、徐々に音の出ないところに追い込んでいく・・・ウナギをつかむような話なんだな。

 とりあえず、音鳴りは・・・止まったかな?というのが調整。スキッと決まるもんじゃない、そういう時もあるがね。

 そして、落札者がいじった問題は解決したんだが、やってくれている・・・。

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 シフトワイヤーのアウターにブレーキアウターが使われている。インナーの太さが違うので、中で遊びができる、というのも何かの原因になるかも知れないね。見た目が似ているから、間違ったのか?シフト用のアウターがなかったんで、仕方なしにやったのか?わかりませんが、これが素人対素人の中で起こりうる、普通のことかと思います。

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 トリプルなんで、このスプロケで十分でしょうね。荷物積んで日本一周だってできるでしょうな。

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 カンチレバーなんで、ロードレーサーでなくて、シクロ車の部類だろうね。

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 エンドキャップがない、なんていうのもいかにもヤフオク的だよね。

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 ボトルケージのボルトもない・・・こんなことも、当たり前ですね。

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 とりあえず、これでいけるよ!というところで止めておきます。まあ、程なくフロントメカは交換した方がいいかもねえ、というぐらいっておきますが。

 ネットの影響もあってか、自転車に接近する方法も実に様々になったもんだ、そんな中であくまでも「正攻法」を守っていくというのもあり、当店のようにほぼ何でもアリアリというのも、一つの考え方かな?と思っていやっております。色々あるんだろうけどねえ、色々と・・・。

自転車の再生って例えばこういうこと・・・



 当店に共感いただいている、ご近所のお方。知り合いで自転車好きがいてね、なんかフレームにヒビが入ったとか言うんだよ。

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 そんでもって、たたいて折ってしまったらしい。

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 残ったのは、さっきまで乗れていたパーツ類があるんだが、いらないか?と聞かれたんで、もらってきたんだ。という。

 フレームを変えて、パーツ類を載せ替えれば、まあ、乗れるでしょうね。こんなことは自転車屋なら普通考えることですが、近所のおじさんが既にそういう発想を持ってくれている、というのはちょっとすごい。しかも、当店を見込んで来てもらったようだ、ならやるしかない。

 いつ何をバラしたかわからないようなフレームなんてものが、当店にはアチコチにある。既に出所もわからなくなっているようなものまでね。

 どうやら、組み上げた自転車は背丈のある孫の就職祝いにあげるということだそうだ。通勤自転車になるのかな?なれば、丈夫なフレームを選んでやろうか?

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 しかり盛られたビード、これで行こう、元々はなんちゃって系のサスが付いていたが、これも当店に転がっている同色系のリジッドフォークに交換しておいた。

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 ホイールタイヤはそのままだが、振れなどはしっかり取っておいた。

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 洗浄して注油して、シュー入れ替えて取り付ける。

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 リアも同じく。こうしてやると、今まで、引いて戻らなかった奴らが、機嫌を直したように、ヒクヒクし始める。

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 チェーン交換、スプロケ・リアディレーラー洗浄でこうして取り付けてやると、なんかこれからも働く気満々に見えてくる。一個一個のパーツのやる気と、それらがつながってみせる連動とはまた、違った躍動感があるね。

 そういう意味で、自転車も生き物、といえるかも知れない。

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 ハンドルもほぼそのまま使える。アンドロイドのように、頭をすげ替えて、スイッチ入れるとカチンと目が光るような、生き生き感があるねえ。

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 クランクBBも、洗浄グリスでもって、そのまま使える。考えてみれば、フレームにヒビが入っただけで、その前までは、普通に走っていたんで、当たり前といえばそうなんだが。

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 やはり、このように走れる自転車に付いているときのパーツ類と、割れたり折れたりしている、鉄ゴミのような形でさらされているパーツ類とでは、まったくその相貌が異なってくる。

 同じものを見る目であっても、ゴミとしてみるか?再利用可能なものとしてみるか?という事でそのものの将来はもちろんのこと、見る人の持つ、技術と経験とアイデアの厚みが違ってくるんだろうなあ、と思う。

 当店の出す鉄ゴミや、回収自転車を一緒に回してくれている方に、タンザニア出身のマリックさんという方がいる。この方の名言を紹介しておこう。

 「日本にゴミはない」

 彼の持っている、また彼のバックにある文化・国の持っている、活かす技術・経験・アイデア、そしてそれを受け入れるマーケットの厚みがどれほどのものか?この一言に現れている。

 店主らは、自転車においてはまだ、この国において、踏ん張っている方か?とも思えるかも知れないが、彼の一言にはまったく及んでいないレベルであることは認めざるを得ない。上には上がいるもんだ。

 そして、彼は日本からの廃品をさらに活かして、母国を豊かにし、その基金でモスクを作っているという。店主らから見たら、ゴミでしか見えないものから、再生を作り出し、さらに精神のよりどころへと昇華されているようだ、さらに、さらに、さらに、霊格として上の方なんだろう・・・と思う。

 まだまだです、本当店主などはまだまだ・・・、まだまだ・・・。

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※さて、十一月四日、日本屈指のベーシスト、早川岳晴さんを巡る、舞踊家達と、チェリストのライブが、狸サイクルの二階、響き床にて行われます!ちょっと無い組み合わせでもって、ちょっと無いライブですぞ!という事で、是非、おいでください!お待ちしています!

あるのはある大きさの体と用途のみ・・・子供用自転車というカテゴリー越え



 色もピンクで、子供、特に女の子向けの子供自転車・・・・、として作られたんでしょうね。

 しかし、子供自転車なんてあるのか?というと、子供を想定して作られた自転車のこと以上以下でもない。そこに大人が乗れない、乗ってはいけないなどという決まりなど本来はないのだ。

 なれば、子供自転車と大人自転車という線引きパーテーションを取っ払うとどうなるか?

 残るは、ある体のサイズに対応した自転車がある、という事になる。そして、そこにはその人がどういう用途で乗りたいか?という要望に合わせた装備が付けばいいだけのことなのだ。

 年齢は七十を超えて、もう自転車には十数年乗っていない、150センチ台の女性が来た。

 やはり、自転車がないと不便なんだが、暫く乗っていないから、怖い・・・という。

 そこで、あるものをご紹介した。

先日、本ブログでもご紹介した、大人用の補助輪ね。作りもいいし、機能も悪くは無い、それでおすすめしてみたんだが。

 どうも、補助輪は子供のイメージらしく、恥ずかしいということだった。わからないことはない。

 ではという事で、小さい体で暫く乗っていなかった自転車をどう制御できるか?というちょっと仰々しいイメージを抱いていたようなので、例えば、と子供自転車にふざけてまたがって乗っているイメージはどうでしょう?というと、それまで恐怖心と隣り合わせであったような顔が、ちょっと晴れやかになって、それなら乗れそう・・・という事になった。

 一定の年齢の大人に、子ども用に組まれた自転車でそれなりに組みなおしたらどうなるか?

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 大人が使うには、小さいかご、という事で、もう少しデカイカゴに変えてみる。

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 1つで足りますか?と聞くと、はやり主婦、・・・できればもう一つ、ときた。

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 リアが丸あきなんで、ここにカゴを取り付けることに。

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 イヤー、立派なカゴだねえ、さすが主婦。

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 これだけカゴが立派になったんだったら、一本足スタンドでは、足りないという事で、両足スタンドに交換。

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 いかにもお嬢さん用サドル・・・、小さい穴も開いているし、この際交換。

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 こんなのに交換するだけでも、なんか貫禄が出てきます。上のこの写真だけ見たら、自転車の子供、大人の判別なんかつきませんね。

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 22インチのタイヤですが、この辺は交換しましょう。

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 あとは、そうねえ・・・、

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 これから、大人の距離を乗るとなると、この辺も変えておきましょう。

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 チェーンもキレイになりました。

 こんな感じで、全体を起こしてみると・・・。

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 こうなります。チェーンカバーにまだ子供自転車の面影が残っていますが、ピンクという色が藤色にも見えてきて、なんかちょうど体の小さい高齢者にもフィットして見える体裁になってきたように感じますね。

 後は、乗ることで恐怖心を払拭して、愛着の域まで持って行ってくれれば、こちらの狙い通りなんですがね。

 そんなわけで、子供を意識して作られた自転車はあれど、モロそのものの子供自転車などない、といっていいでしょうな。あるのは、ある体型に対応し、ある用途に合わせて作られる自転車のみなのであります。

 体が小さくとも、大人だからといって、大人の平均値に合わせて作られた自転車に無理矢理乗る必要など無いんです。であれば子供用に作られた自転車を利用して作り直せばいい。

 そのように、観念上のパーテーション、カテゴリーというものを取っ払ってみると、また別の色々な景色が見えてくるんじゃないか?と思いますね。

 観念上の区分けであるパーテーションをずらしてみたり、ある2つの観念の間の隙間をこじ開けて見たり、ある観念を別の観念の隣接分野ということで関連づけたりと、既にあるものを使って、その諸関係を変えることでまた生き生きすることってありますな。

 既存を越えて、まったく新しい価値へ!!!!なんていうのは一見かっこいいですが・・・。年を取ってから温故知新が身にしみるようになりました。

 なんと言っても、人類という単位が既に試みた中で残ってきている形式、これを伝統というとして、それを学ぶだけでも大変なのに、それを越えた、まったく新しい何か?なんてまあ、無理だろうなあ・・・なんて、この店主に関しては思います。

 自分も随分保守的になったなあ・・・と思います。若い頃は、何かといえば、古典を読めと言ってきた老教授を「頭固い」と思って軽んじてましたが、三十後半から、やっぱりそうだ、何が近道って、古典ほどの近道はないんだ・・・と思うようになりましてね。

 いつの間にか伝統だなんて、かつては口が裂けても言わなかったものまでこうして書き連ねている・・・。

 それは、かつては自分が人類初を仕掛けてやるぜ!と息巻いていたその我が身の小ささを思い知った・・・という事でありましょうな。よく練られた伝統の一部を習得するのも大変な自分が、何が人類初だ?とね。

 卒業時のある高名な先生の言葉を思い出す。「君らの書いたもので、もしそれが価値のあるものだとすれば、それは既に誰かによって問題化され議論しつくされているだろう。仮に、もし新しい側面があったとしたら、それらはすべて間違っているはずだ。しかし、若い者には失敗を犯す権利がある、これから励みなさい・・・」

 そういうことだったんだ、と三十後半になってわかったような気がしました。

 新しいものなど、古典の土台からしか産まれない・・・。既にあるもののとらえ方を変えるだけでも大変だ、頭を柔らかく、常に柔軟に考えられるようにしておくこと・・・、難しいけどなあ・・・。

アローズ 元祖おしゃれ自転車かな?



 このチェーンカバーの形状見て、わかる人はちょいと通・・・かもしれない。

 カバーというよりもフレームに溶接されているこれは、西荻のアローズさんの特徴といってもいいでしょうな。

 店主も、もう随分前、自転車というものに目が行くようになってからと言うもの、まず引っかかったのが、このアローズさんのものだったと記憶しています。

 もう一つの特徴は・・・、

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 これ、ブレーキが一つしか無いこと・・・では無くて・・・。

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 リアのブレーキがコースターというタイプになっている、これもアローズさんの特徴といえると思いますね。

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 リアハブの内部にブレーキの構造を持っています。ペダルを逆回転させると、リアブレーキがかかるという仕組み。これが慣れるとなかなかいいんです。足の回りもあるので、強くかかるところとそうで無いところなどブレーキングにムラはありますが、急ブレーキでない限り、いちいちブレーキレバーを握らなくてもいいというのは、それなりのアドバンテージといえるでしょう。

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 アローズさんの話をかつて聞いたところでは、青梅かどこかにオリジナルフレーム工場があるとか。そこで作られて塗装されて店にまでやってくる。

 そこから、いくつかの選択肢からパーツを集めて自転車を組んでいく、という今考えると大変先駆的な売り方をされていたと思いました。

 こういうシンプルで、他にない自転車なら乗ってもいいなあ、と考えたことが一瞬あったと思います。

 それから、どう紆余曲折したことやら、自分でピストフレームなんかを引っ張っては、シンプル系の自転車を自分で組むようになって、とある日、アローズさんを訪れたら・・・。

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 なんでー・・・、ママチャリの数百円のハブ使ってたのか?なんて生意気なことを思ったりもしてね。

 あの値段出すくらいなら、こちらはピストフレームでもっと丈夫で高級でその割に安い自転車なんかいくらでも組める、と思ってましたね、ピストブームの来る随分前のことだったんで、それこそ110エンドのピストフレームなんて、ただみたいな値段で出ていた時代でしたからね・・・。

 ただ、オリジナルのフレームを考案して、それを作る工場建てて、それをもとに自転車を組んで売る・・・という事の大変さを微塵にも感じていなかった、ただの世間知らずでありました。

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 アローズさんの車体を見ると、フトそういうことを思い出し、恥ずかしくなることもあります。今回持ち込まれた車体は、この辺のBBが緩んでいましたんで、洗浄とグリスを入れて、調整しておきます。

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 フレームにBB取り付けて、その両サイドにクランクペダルをつける。前後車輪をはめて、後輪にチェーンかけて、あとはブレーキ前後取り付けワイヤー結べば、シンプルな自転車はそれでできてしまう。

 今思うと、当店の改造ママチャリなんていうのも、アローズさんの極限までそぎ落とした一つの美学のようなものから派生していたんだ、と思いますわね。

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 足としての自転車なので、タイヤ前後交換して。

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 革サドルが使われている、この持ち主の方は、革職人さんなんで、この辺はお任せときましょう。

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 改めてみても、なんかあるなあ・・・先駆的な何かが・・・と思います。あの白髪を束ねた、尾崎紀世彦のような店長さんは元氣なのかな?

 仕事を形にするというのはこういうことなんでしょうな・・・。これも形、さて店主はどんな形を描いているんだろう?自分のことは無明なり・・・。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

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