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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ウクレレ直し・・・やってみた



 昨年の今頃でしたか・・・、「木工オヤジへの道」なんて題で何本か書いていたことを思い出しまして、一過性・・・というのとはちょっと違うんですが、店主にもトレンドのようなもの・・・というか傾向のようなものがしっかりありますな。

 などと自分で確認しながら、苦笑している次第であります。ただ、かつてやろうと思っていたこと、やってみて失敗していたことが、ずっとくすぶっているようで、そこに火の粉のような刺激が来ると、ドッと燃え上がるようで、出所は常に内側から来ていますね。

 なのでトレンドが引いたと一見見えても、そこにはおき火がありまして、いつでも着火状態なんじゃないか?なんて思っているんですね、道具や発想のドミノ倒しが起きたりとか・・・、なんか面白いんだよなあ・・・。

 で、今回はウクレレを発見・・・、ちなみに今いじっているギターですが、まだ「完成」ではありません、表板の修正をどうやるか?ということと、塗装をどうするか?ってところで考えているとこなんです。面白いよ・・・。

 このウクレレは、実は義母さんのもの。新婚旅行でハワイに行って、アンディー・ウィリアムスのショーで直接手渡しでもらったものらしいんですね。箱には彼のサインと、歴代の猫どもの爪によるサインがゴリゴリと記されていた。

 開けてみるとだね。

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 完走しすぎてボンドが効かなくなってきているのかな?

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 楽器の底の合わせ板がもう剥がれていた・・・。ある意味バラバラ寸前・・・ということで、絶好の教材じゃない・・・よ!

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 思い切って、裏板を剥がしてみた。まあ、単純な構造だこと。弦のテンションも低いんで、こんなもんでいいのかな?ワッパ飯の弁当箱ってなもんかな?

 と、こんなことしてみると、ウクレレプロ中のプロである、例えばジェイク・島袋のウクレレなんかの中も見てみたいよね。キット違うんだろうなあ・・・、もっと響かせる仕掛けが随所にあるんじゃないかしら?なんて勝手に想像してみたりね・・・。

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 当て木はあるんだが、完全に浮いている。

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 ネックも浮いてますね。

 ではまず、この状態で、これらの浮きの箇所を固定してやる必要があります。その固定の要になるのがこいつ。

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 日本の木工ボンドも優秀ながら、日本製は固まっても柔らかいので、この手の音ものに関して利用すると、柔らかい接着剤が音を吸収してしまうということになるらしい。

 そこで米国産のタイトボンドというのが、この手の製作などには定番なんだと。固いのでよければ、コンクリボンドっていうのもあるんだけど、どうなんだろうね。いつか実験してやる・・・

 理想的にはニカワらしい。どこで手に入るのか?調べてみると色々あることがわかりますね・・・。

 このボンドを少し多めに浮きの箇所に流し込んでは、ヘラでより奥へ送り込んで、あとは万力類で固定します。

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 二箇所の浮きに、五本のシャコ万使っています。

 これで浮きの問題が解消したあと、今度は剥がした裏板を貼り付けて、これまた万力類で固定します!

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 ちっこいウクレレでこうなんだから、ギターなんて作るとなったら、一体何本の万力が必要なんだ?いやいや、コントラバスになったら・・・???

 万力外して、余分なボンドを落として、部分的にパテ修正して・・・、軽くニスをしみこませて、完成・・・ということに。

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 ズレの修正と浮きの解消・・・ですね。

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 ネックも固定・・・できているね。

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 まあ、今回は弦のテンションの低い、ウクレレでしたんでね、まあ、こんなもんかな?というところ。でも、後からああしてもよかった・・・という、作業に関する選択肢が浮かんでくるなんて、いい傾向だよね。

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 形は戻しても、音がどうか?というところが楽器の面白いところだね、そこが他の木工とは違うところなんじゃないか?と思いますね。だから、本来は元に戻ったように見える・・・だけではダメなんでしょうな。

 アスリートのケガのようなもんだ。アスリートはケガの回復=常人に戻る・・・ではだめなのと同じ、アスリートの回復とは元のアスリートに戻らなければなりません、そういうところが楽器修理の深いところなんだろうなあ、と思いをはせつつ・・・、単に今は面白い・・・・。不謹慎ながら面白い・・・。

 ウクレレ、こいつは持ち運びには楽だし、どこにでもライブができるという意味でも優れた楽器といえます。幼稚園の先生や、保育園の先生達は、一律ピアノは弾けるようですが、あの教室限定のピアノというやつは、どうも三チャンネル、教育テレビのにおいがして、それだけでは面白くない。

 ピアノのお部屋に行かなくても、先生が時にサングラスなんかして、ウクレレかき鳴らして、ロックンロールなんてかっこいいじゃん!

 チューニング次第では、一本指で押さえられるように仕掛けしておけば、2コードで子供自身だって弾けるようになるんじゃない?

 近いうちに、当店二階の響き床で、ウクレレ教室なんかも始まりそうなんだが、是非子狸が通っている保育園の先生方にも参加してもらいたいもんだ。

 しかし、まあ手当たり次第・・・というのはこういうこというんだろうなあ・・・。全然反省してません・・・。

自転車屋でもできること・・・からやっていく!



 これは自転車には見えません・・・、当たり前です。

 どうもある一つの方向へ向かって・・・動きつつあるような気がします。

 先日はガットギターいじりなんかを見せていましたが、もちろん自転車屋としてのいじりに過ぎませんがね。それがなんと・・・、電気系ギターにまで、魔の手が伸びそうなんでありますよ・・・。

 昨年亡くなりました、二三百年に一人出るか出ないかの天才、フラメンコギター出身のパコ・デ・ルシア、そのバンドでベースを弾いていた、カルロス・ベナベンテが所持していた、セミアコベースというのがありまして、店主が高校時代よりどこか興味を隠していたようなこの楽器があったんですが、先日、ヤフオクにて入手。

 あまりの激安に、送料がもったいないと、実際に自転車で新宿まで取りに行き、直接取引をしたものなんですね。

 そいつを引っ担いで、まさに佐々木小次郎のようにレーサーにまたがり十五キロ帰ってきたんですが・・・。

 不思議な感慨に包まれたんですね。

 店主が中高生の頃といえば、パチモンのジャズベを小次郎状態に、実用車でアチコチ移動していたんですよ。それから四十年弱経って・・・、フト影を見ると、レーサーに小次郎状態の店主が、夜の涼風の中を走ってるのがわかる・・・。年齢を超えて、オレがオレだったことを実感するという不思議な晩であったんです。

 その楽器の受け渡しの時「弦高が高くて、ちょっと弾きにくいんですけど、きれいでいい楽器です」ということだった。

 当時いかに指を早く動かせるかなんてことにかぶれていた遠山少年は、弦がびびる寸前まで弦を低くセッティングしていたんでありますが・・・、そうか・・・うん、まあどうにかなるだろうと・・・と、心にメラッと火がついたのを確認。

 こいつは弾くこともさることながら、いかにいじれるか?まな板状態のソリッドボディーであれば、扱いはさほど難しくはないが、箱物、つまりセミアコ以上のものをいじるのは、実にスリリング、まずは安い楽器で試してみようということだったのね。

 持って帰ってきて、じっくり観察をすると、弦の高さを司るところに調整ネジがあるのに気づく。ただし、先の持ち主さんも最低限まで下げたあとがあり、この機構を使う限り、もうこれ以上は下げられないのは見てわかる。

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 敵を知るためにはまずは分解だと、外してみると・・・。と、その前に、弦高を測っておきましょう

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 12フレットのところで、6ミリの線にかかっています。

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 こういう状態になった。さらにこのネジ自身を外してみると、

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 摘出完了。なるほどこうなっていたのね・・・。ちなみに下のネジ山の部分は8ミリの1.0ピッチ。上の細くなっている部分は、6ミリ。

 何だよ、ブレーキのシャフトの径と埋め込みナットの径と同じじゃんかよ・・・と自転車パーツの近似性に思わず顔がほころんだ。

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 ちなみにこの傘の厚さは3ミリ弱はある・・・、こいつが邪魔だが・・・、どうするか?

 自転車パーツに8ミリのボルトがあるので、それを軸に、6ミリを削り出す・・・、金具作りで対応してみようということに。

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 でもって、できたパーツが、斜め上のもの。ステンレスのいいボルトで作ったので、むしろ高級感あるじゃんか!つまり下のネジの傘の部分のないものを作ったということ・・・、早速当ててみます。

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 傘がない分、低くすることはできそうですね。

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 この形式で、再度12フレットを測定してみると、約4ミリのところにかかっている、つまり2ミリほど弦高が下がったということなんであります。

 よって、ビビリが出てきている・・・んだが、まあ自転車屋でできるくらいの加工で、弦高を下げることは可能、ということがわかったわけです。

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 あとは直接駒にヤスリを当てて削るという手もある。こちらを削ると、今度は先の金具での弦高調整も可能になるだろうなあ。

 やり方は一つではなく、複数の可能性の中から総合的に考えないとね。

 あとこいつはあくまでも楽器なんで、弦高が低くなっても響き等に影響が出たらこれもダメなんですね。その辺も大変だが・・・、次はビビリの観察とその対策へと向かいそうですね。

 で、その次は・・・なんていっている内に、本当どこへ向かって店主は動き出しているんだろう・・・と、全く悩んでもいません。呼ばれるところに行く、それだけなんだよね。

 ちなみにこの未完成ながら、調整中のベース、これをお客さんでもある、プロベーシストのHサンに試し引きしてもらったんですが、いい線を行っているということでした・・・。

 ヤバイぞ・・・これは・・・、実にまずい展開である!

仕事しろ!仕事しながら・・・仕事探し



 本物のリペアマンからしたら、ふざけんなこのヤロー!な光景でありましょう。

 先日もお話ししたように、ただいま店主は一本の自転車ならぬ、ギターをいじっている最中なんであります。こいつを時間をかけて、持っている最大の可能性を引き出してやりたい、と思っているんですが・・・。

 今までは、塗装系の補修、板金系の補修・・・のようなこと、つまりに地上業務とあまり変わらない内容だったんですが。今日はちょっと佳境に入る内容。

 通常なら、それなりの台を用意して・・・なんでありましょうが、山のようにあるモノタロウのカタログを高さに合わせて重ねて、台の代わりにする。それが意外にいいんです・・・、微調整もできるんでね。

 ものが倒れないようにと、700cのチューブで優しく固定・・・あるもんでかなりなんとかなる・・・、その道のプロじゃないんで。

 で、何をやるかというと・・・、

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 フレットの打ち直し・・・というやつ。これプロに頼んだら四万くらいはするらしいです。でも、フレットの材料をワイヤー状で購入すると四百円ポッチ・・・。自分でやるしかないじゃんか。かつて逆の行程、フレット外してフレットレスベースを高校時代に作ったことがある・・・んだが。

 ワイヤーカッターはあるので、そいつでちょん切って、プラハンマーで打ち込んでいくんです。その前に、ネックの水平を見ます、まあ水平の出ているアルミの長い物差しなんてものもあるので、それを当てて、隙間などを見る・・・。

 すると10フレットから14フレットくらいの間にちょっとした膨らみがあるので、これまた水平の出ている板に、サンドペーパー、こんなものも日常使っていますので、それを当てて少しずつ、削っていきます。

 隙間がなくなったところで、アサリのないのこぎりで浅くなったフレットの溝の切り込みを入れます。

 そして、いろいろ試したら、スポークカッターが一番短く切れて都合がいいので、それでちょん切ってはハンマーで・・・を繰り返している内に・・・、

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 すべて打ち込み完了・・・問題はこれからなんだが・・・。マスキングテープを貼って、まずは飛び出た両サイドを削り落とします。その手のプロは直角定規のようなものにサンドペーパーを当てるようですが、こちらは自転車屋なので、ベルトサンダーで一本一本の角をまずは落としてから、最後にサンドペーパーをかけることに。

 それが済んだから、今度はすりあわせという行程に入りますが、そのためには弦を張って、びびりなどを見る必要がありそうなので、まずはナットを削って装着。

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 これを削るには、直角が出ていないとダメなので、据え付けベルトサンダーを水準器ではかって、縦と横の垂直を出します・・・。こんなこと本業の時にやっておきよ!とお叱りを受けそうですが・・・。

 作業場に豚骨スープのにおいが立ちます、牛骨を削っているんでね。

 そうした合間にも、「遊んでんじゃねー!」とばかり、結構パンクだ、何だとお客さんが来てくれますが、そんなのを対応しながら、作業は続きます。

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 ブリッジ側にあるサドル。これもブリッジの溝を深く削って、両サイドをパテで溝を固めて、新しいサドルにぴったりサイズにしたんですね。そこに装着。

 ちょいと高さを見ながら、再度直角を出しながら削り込んで、装着。

 このギターの加工に入って一ヶ月、遊びながらやっているのでのんびりなんですが、約一ヶ月ぶりに弦を張られて、音が出ます。

 びびりなどを聞きながらちょっと調整して、まあ、第一回目のフレット入れ替えは、仮状態で完了ということで。

 これから、また外すもの外して、削るとこ削って、吹くもん吹いて、磨くと込みがいて、徐々に完成に持って行きます。

 裏と側面の塗装は固めに、表は薄く・・・というイメージで。音に関しては、こいつの持っているものを引き出して、こいつに向いた演奏というかジャンルで活躍できるように、ということで。

 メドがついたとはいえ、あとは一月くらいかな?

 一体何やってんだ?と思われますが、木工かじって、板金的処置と、塗装・・・この辺があると、ちょっとかっこつきそうなんですよね、もちろん遊びの域でですが。

 プロのリペアマンが見たら噴飯物の作業であり工程でありましょうが・・・。

 いずれは仕事に・・・?まさか・・・、でも・・・。

 ソリッドボディーのギターの塗装くらいなら、再塗装のジャンルに入れてもいいか・・・なんてね。いや、どうせやるなら、セミアコくらいまで再塗装・・・できれば・・・なんてね。

 まあ、どうなるかわからない!だから持ち駒は持っているに越したことはない・・・と思っています。でも、仕事がなんだかんだ、そんなこと以上に、遊んでいて楽しい、とことん楽しい。

 そう、困ったことに、かつて自分の自転車いじっていたときの、あの快楽のようなものが今回来ているんですねえ・・・。困ったなあ・・・、イヤー困った・・・。

 もしかして壊れたギターなんか直すのも将来・・・・・・、ギターの色の塗り替え・・・・まさか・・・誰か止めてくれ!!!

 面白すぎる!

どこへいこうか?どこかへは行く・・・んだろう・・・



 自転車屋の一角に、こんな楽器が横たわっています。

 入ってきたときには、ちゃんと音が鳴りましたが、今はちょいと休憩中ということです。

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 古いですね、過度の乾燥のためにラッカーが割れています。これをカッコいいという人もいますし、何とも貧乏くさいという人もいるでありましょう。

 とにもかくにも縁あって、なぜか自転車の一角にいるんですね。

 で、最初は正直、これほどヒドイとは・・・と思いましたが、なれば・・・、ちゃんと手を入れてコイツをいい音の発信源にしてやろう・・・と思うようになったんであります。しかしどうすれば?ソリッドボディーのギターならなんとでもなりそうながら、箱形のアコースティックだろう?でもできる所からやっていくしかない・・・。

 まずは破れていてはダメよね、ということで補修をしてやる。

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 といっても、自転車屋兼塗り屋なわけで、当然できることからするしかない。やったのはパテうめと磨きね。塗装前の荒れた自転車修復と同じだわ。

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 乾燥でかなんでかはわからないが割れ止めが縮んで、板から浮いていたので、割れ止め自体を切ってハッツケようか?どうしようかと考えた末、パテ埋めにしたわけです。

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 接着部の段差はいけません・・・こういうのも埋めて、磨きます。

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 ヘッドの部分です、ペグ類は別物に取り替えてやることに。こんなもの普通の工作以下だな。

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 弦高を下げるために、サドルというコマの部分を削らないといけないんですが、これ細く削ったとなんだが、どうも下のブリッジとの接地面が荒れているようで、ここを平らどうしにして、しっかりミッチャクさせないと、いい音の響きにはならないそうで、平らにするための型木を作って、ヤスリを挟んでひたすら削ったりね・・・。

 そういえば一年前の木工オヤジの時に体験したことがどんどん出てくる・・・ぞ。

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 表面番の膨らみも削って、キャンディーで補修塗装してやろうと。アイロン使って戻す技は最近知った・・・、遅かった・・・。

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 ネックなんだが、フレットも随分削れているね。

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 いっそのこと、フレットの打ち替えも自分でやってしまおう・・・、大概の工具は共有できる。時間はかかりそうだが、何をどうすれば良いかは分かるんで、なんとかなるだろう。ちなみにプロに頼むと四万とかするらしい・・・。

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 これは木工オヤジの時に大活躍のアサリという開きのない薄いノコギリなのね。ダボを切ったりするときに板目を傷つけないんだが・・・、この薄さがなんとフレット回りに役に立つ。

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 しっかり入るし、ゴミさらいもできる、ということはむくのネックにヤスリがけも可能、ひっくり返せば、足りない溝を切ることも、相当使えるじゃん・・・。

 とまあ、最近こんな事も始めているんですね、もちろん仕事外で。どうもなんだが、店主が中学生・高校生の時に置いてきてしまったものが、今先回りして、待っているようなんであります。

 この手の楽器いじり・・・、自作スピーカー・・・、音楽理論・・・とまあ、様々ね。

 困ったことにそれぞれに、手応えがある・・・。自転車仕事の内容や、かじった木工などが、グングン生きている。もちろんその道のプロからすると、ちゃんちゃらおかしい内容なんだろうが・・・、まず楽しい、そしてそれがなんか形になるような気がするんだよね。

 実は当ブログが始まったのが2006年9月なんであります。つまり10年目を迎えています、記事数も三千越え、よくまあ続いて来たなあ、とも思うんですが、それも「いつもブログ読んでます」・・・という励ましのお言葉によって支えられている、と思います、有難いことであります。

 10年前・・・、その前から自転車はいじってましたが、ブログを書くことによって、初めて公開されたような感じで、それまでは有縁の紹介しかなかったものが、見ず知らずの方からの依頼がどっと来るようになり、それまでは副業に過ぎなかった自転車屋が本業になっていった、キッカケでもあったんです。

 団地の一室で、公開が始まった狸サイクル。空き家だらけの団地の一室で、看板も何もなくガムテープに、「狸サイ」とだけ貼っていた狸サイクルが、十年経って・・・西東京でこんなことになっている・・・なんて、想像も付かなかった・・・。

 そして今また中高生時に置いてきたはずのものが先回りして店主を待っている・・・、そしてそれぞれにそれなりの手応えがあるんですねえ、困ったことに・・・。なんとまあ、狸サイクルを始めた手探りのあの時期になんかにている・・・。

 たとえば、こちらの映像を見たんであります。ギターのことを調べているときに偶然知った方なんでありますが、沖縄の松田さん。

 もちろん開発力のレベルでは店主など足下にも及ばない貴人の部類に入る方かと思いますが、この工房にカメラが入ったとき、なんか店主はデジャブ・・・のような感覚になり、画面の中をのぞき込むように見入ったものでした。

 多くの施工を待つギター達が薄くらい工房の片隅に多数ぶら下がっている・・・。

 10年後の狸サイクル?ってもしかして・・・。

 一昔といいますが、本当、十年先のことなど分からない・・・、でもその兆候になるようなことが今来ている、ちょうど10年前店主が体験したときのあの何とも言えない、静かな高揚感のようなものが、ジンワリとあるんですね。

 まあ、どうなることやら・・・ですが、このひび割れギターの再生ができたら、公開しようかな?なんかしっかり練習したくなるギターになるといい・・・、そして今度は、一曲一曲をおぼえて弾くような練習ではなくて、音楽理論にまずは基づきつつある、音楽のなんたるかを奏でられるような、方向にも行くかも知れないね・・・。

 10年後の響き床では、手打ちのパーカッション、ピアノ、店主の5弦ベースのコンボが毎週土曜やっているかも・・・ね。

 エ?!5弦のベース?6弦のギターでなくて・・・?

 そう、それが10年後という予想もつかない月日の流れなんでありましょう・・・。
 さて、どうなることやら・・・です。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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