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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

シングル 少多段 多多段へ



 そもそもは委託で置いていた癖あり一台なんですが、それがこれを理想だ、とする方へ引き取られたんであります。

 それぞれお好みがあるんですねえ、こういう自転車を愛好される方を見るたびに思います。

 そもそもは、シングルだったんでした。

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 135エンドにスペーサーでシングル化して、対岸にはディスクがついている。いつでも多段化できる、マウンテンから来たタイプの種類でしょうか?この辺の出所については、店主は詳しくはありません。もちろんその後起こっている展開なんかも、ほとんど知りません・・・。

 この状態で持って行かれたんですが、今度は、これをこれまたスペーサーを使って、四段という、少多段化して乗っていた。

 それはそれなりのスタイルがあったように思いますが、乗っている内に、しばらくはスタンダード的な自転車に乗ってトラブルフリーな感覚でいたい、と思ったんでしょうか。

 通常の多段化、今回は八段と、シフターのフリクションではない、引きしろ決まり型で行きたいということになりました。

 癖のある車体を楽しんで乗れている内はいいんでしょうが、それが段々と面倒になってくることだってあります・・・、別に我慢してまで乗り続けることもなかろう、ということなんでしょう。

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 8速のスプロケに交換です、今や珍しいかな?12-25の8速です。

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 それに二世代かな?もう少し前かもしれないティアグラをつけてみました。この頃のものは癖がない、この後ぐらいから、シフターと引きしろの工夫時代に入ってくる、フロントに至っては、後退したんじゃない?と思えるような展開もありましたが・・・今やまた次世代の安定期に入りつつあるんでしょうか?そうマウンテンコンポ化?

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 シフターは一見フリクションと思いきや、カチッカチッと引きしろの決まるタイプ、SISというタイプ。これなら、勘に頼らず、しっかりシフトできますね。

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 見た目や、特殊なスペックにこだわって乗るときもあると同時に・・・、乗り慣れるや実を取りたくなることもあるというのが、人の常かもしれません。

 やせ我慢で乗る自転車があってもいいと同時に、そうではないごく普通にトラブルフリーで気軽に乗れる自転車があってもいい。改造なんて、大体この間を行き来するようなものかもしれなせんな。

 またいたずらししたく、なりましたら、ご相談ください、悪のりするときはまた、輪に輪をかけて、おつきあいいたします。

 

完組折れた・・・ぎりぎりセーフ



 結構長いこと使っていた、ホイールのスポークが折れたんだが、修復できないか?ときた。メーカーはシマノ、なら・・・・大丈夫じゃない?と思っていた。

 そうシマノのスモールパーツの管理と提供能力は他を追随させないシステムを持っている。これは何度言ってもいいことだが、これに関しては、シマノには頭が上がらない。

 こんなスモールパーツの詳細な提供したって、手間ばかりかかって、収益などほぼないようなもんだろう、煩雑で、最も最初に切り離したい分野なのではないか?

 まさに、そのスモールパーツはないんで買い換えてください!を連発すればすむ話なんであります。それをまあ、ワッシャー一個から発注できるようにするなんて・・・。

 自転車コンポメーカーの社会的な責任というのを採算度返しで果たしている・・・という意味で、高邁な企業であることがうかがえると思う。まさに、自転車小売店としては感謝、感謝なのである。

 そんなこんなで、探してみるに・・・なんと十年くらい前のホイールであることがわかる。ネットの画面から、スモールパーツに入っていくと、相変わらず、細かいパーツ一個一個に番号を振り、その在庫状況に×、○、△などをあてて管理している。

 目当てのホイールが見つかり、スモールパーツに入っていくと、ニップルは数個確保できる・・・、問題はスポークである。

 あったよ・・・、あと何本手配するか?五本くらいあってもいいかもなあ・・・。

 なんて、数打ち込んで最終出荷指示を出すと、なんとご希望の数のスポークは確保できませんと来た。

 そこから一本一本ひいては、指示を出すが、最終のこりの一本・・・となるまで、それが続いた。

 ということは、こいつが最後の一本なの?駆け込み一本ってわけ?ラッキー・・・じゃない。

 とりあえず、関係するスモールパーツ類をとれるだけ取って待つ。

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 来たよ・・・時に神々しくも見える、この光景。だって十年前の完組ホイールのスモールパーツが手に入るんだぜ・・・。在庫してあっただけでも奇跡だよね。

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 こういう特殊形状のスポーク・・・。

 そいつをリムから通して、今度はハブ側に取り付ける特殊ニップルをかぶせてみる。

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 一般パーツのスポークニップルとは似ても似つかない・・・。特殊スポークなんですね。完組を購入されるとき、できれば購入と同時に、スペアスポークニップルを購入しておくのはお勧めできますね。ついでに、それを管理する工具が特殊であればあるほど、自分で持っておくというのが理であります。それを渡して、メンテしてもらう・・・というぐらいならないとね。

 時が変わって、製造中止になった後でスポーク損傷が起きても、もう手も足も出なくなりますからな。

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 通常ニップルはリム側に来るが、こいつはハブ側にもうけているのが、特殊設計らしい。

 慣れの問題は大いにあると思うが、ハブサイドで振れ取りなどするのは、やはり難しい。

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 この手の特殊向き工具を使って、スポーク管理をしていく。

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 リム側のニップル設定であれば、一直線に調整できるが、このようにハブ側から二本線となっていると、ニップル回しをその都度左右に振りながら持って行かねばならない、なかなか面倒である。

 ただ、利点があるとすれば、ニップルという抵抗のある素材が、リム側という最も空気抵抗のあるところにはなく、むしろ回転の遅いハブ側=空気抵抗の低い所に置いたという点は、大変評価できると思うが。

 ある意味それだけ・・・かな?慣れの問題もあるが、調整はしにくい・・・といえる。

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 かくして、十年くらい前ながら、一本のスポークというスモールパーツがとれたため、この完組のホイールの寿命は多少延びたと言うことができる。レーサーに関わるすべてのパーツ類は、かくあるべし、と思う。

 なんであれ、それなりに工夫されて、試行錯誤を経て開発されたものは、それなりの値段はし、かつその継続使用とメンテナンスのためには、それなりのコストはかかるというのが当たり前なのだ。

 それを支えるサポート体制が、大変高いレベルで整っているシマノという会社は・・・、冗談じゃなく、世界に冠たるものだろう・・・。

 まあ、今回はたたえておこうか?別に言いたいことは山ほどあるが・・・。

無駄に金使わず 要所に使い後は頭を使った学生自転車


 
 雪国出身でもないのに競技スキーなんかをやっていたんだが、それが大学に入学した。頑張ってなー、なんて言っていたらもう三年生になっていた・・・、早いもんだ。

 その学生がホイールを組んでほしいと持ってきた。

 その前にこの丸石のフレーム・・・いかにも学生らしい、しかしよく考えられて作られている。所々ボロはあるが、工夫があり、よくぞ此処までやったもんだと感心できる一台でもある。

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 このホイールの組直しを頼まれたんだが・・・。

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 何だよ・・・、名作585じゃないの・・・。もうリムがすれすぎて、違うリムにて組み替え直したいと。そういうリーズナブルな発想は、学生だけになかなかなり。こうでなくちゃな。

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 持ち込みリムは同じくDTの411、名作じゃないの、そしてこれはアイシンメトリーという構造になっている。

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 わかりにくいが、通常リアホイールはフリーと反フリーで側でオチョコ構造になるんだが、それをリムの段階で少しでも吸収するためにリムの方が左右で非対称になっている構造のリムを差すんですね。

 かつてはリッチーがこいつを作っていた。あれも名作だったように思うね。軽量リムで・・・、通常2ミリの差の出る左右のスポークをできるだけ均等になるようにリム形状が工夫してあった。

 そいつの、メーカー越えのリバイバル版と言っていいかもしれない。

 当然、DTで精度もいいんで、申し分はない・・・でしょう。金の使いどころがいいね。

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 ちなみにこやつ、前輪は同じくDTの完組を利用していた。

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 DTのハブ自体も独特なところがあって、良さそうなんだが、いかんせん高額すぎる・・・いずれはそんなものふんだんに使った、半永久型の手組ホイールなんてのも、組んでみたいもんだが・・・。

 その他、各所が工夫の跡がありなんだな。

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 今流行のワイドレシオのスプロケを使用。当然マウンテン系のリアディレーラーで引くことにしたらしい。

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 そして、こんなこと言っちゃなんだが、ありもの風のシングルギアをつけている。前シングルの、後ろワイドレシオなんて、なんか今日型のスペックを狙っているようだ。

 シフターは?

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 なんと、片レバーのない、アームストロング形式でやんのね。でもこちらの方が、左右の形状を似せているせいか、アームストロングのヤッチャッタ感以上にかっこいい。

 ありものの・・・鉄フレームで、なんとも今日的なスペックの自転車に仕上げてしまっている。しかも、ホイールにはちゃんと金使って・・・、わかっているじゃん、こいつ!と思わせる一台だ。

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 この辺なんかちょっとやっつけ感があるが、基本よくできました!とやってもいいだろう。このアウター通しの外側は、もう少しつぶした方がいいね、アウターがずれてしまったら、ブレーキの引きに大変悪い影響になってしまうので。

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 まあ、こんな一台なんだが、なんとも好感の持てる学生号なんだよね、ちゃんと考えられている、しかもホイールという要所まで押さえている・・・、こういうライダーが老若男女に出てくると、その国の自転車文化の成熟度は高い・・・といえるんじゃないか?

 今を去る2年半前か?高校生の頃から来ていた。できた若いもん、というイメージは当時からあったが、なかなか順調だ。

 後は二三度で彼方此方にぶつかって、五六度こけたり起き上がったりを繰り返せば、相当になるね。

 なかなか気に入った!褒めて使わす一台だ、学生だったら、これくらいの一台を頭と縁を使って完成させよ。

 ますます将来が楽しみに見えてくる・・・といいつつ、全く期待してはいけない、と思っておこう。

参りに参ります



 ちょっと前までは、なじみの風景が、今は少し懐かしい、となってしまった中越、稲穂の風景。今年は水が少ない、ということらしい。

 三十の後半から四十代いっぱいをお世話になった地域であります。まるまる十年強、長いようであっという間でした。その間には、米作りのまねごとなんかもさせていただきまして、今となっては人の作った米を食べるなんて「異常」事態が発生しています。

 本当今思えば四十代は中越地域、ことに田麦山付近とともにあったと言ってもいい、もっといえば、二人の菩薩の元に付いていたと言い換えてもよかったかもしれない。

 言われるところの第二の故郷なんて言葉がある。ということは第一の故郷はすでにあると言うことか。

 確かに、自分では選択不可能な時期、つまり生まれたて時期に過ごしたところが、いやも応もなく、第一の故郷と言うことになっているらしい。

 そう言うと、店主にとっては杉並の成宗の付近といことになる。ただ、面白いのが、年齢的に選択不可能な、理不尽な時期であると言うこと、言い換えると生まれてから数年という、記憶も定かでない時期でありながら、そこで過ごしたところが「故郷」なる特別な言い方で言われ、ある意味決定的な影響力を持つ土地のように語られるということである。

 もちろん、その他親族や共同体との所属の問題などもあるので、ことはそう単純ではないことわかるが・・・。ただ、地方から出てきた方々の感慨が、より文学的?歌謡曲的?演歌的?バイアスがかかって、故郷、ふるさとというものを過剰な場として演出した来たという面もあったのかもしれない、といまでは思う。

 ちょうど、中学生が学校を卒業して、故郷を出て、親元離れ東京で就職する。慣れない土地、慣れない人々と慣れない環境に放り込まれ、ホームシック的感慨がヒリヒリするような感受性の中で上乗されてきた・・・というのも多分にあろう。

 しかも、交通網が不便だった・・・。鈍行に毛の生えたような列車しかなかった・・・。そして連絡網も整備されていなかった。公衆電話に並ぶ、気まずい呼び出し電話を借りる、かつては八時以降長距離電話が安くなる・・・というその時間を待ってかけたりね。

 それが、高速バス、新幹線、飛行機と交通網の整備、そして一人一台の携帯時代、無料通話は当たり前、無料動画だって何のその・・・、海外との間でスカイプつなぎっぱなし・・・、そうした技術面でのサポートによる、望郷の念の希釈はすさまじいもんだ・・・。

 まあ、逆もあっただろうなあ・・・。故郷がいやでいやでしょうがなく、逃げるように都会に出てきた人たち、これも多かったはずだ。ほとんど帰郷しない、思い出すのもいやだった・・・・なんてね。

 望郷の念も、その逆も、一定の年齢になると、落ち着いてきた、適度の距離に落ち着いて来る、なんて言うのもまた多いだろうな。そうした時期に感じられる「故郷」もまた、冷静で、すでにどこかよそよそしさがあったりもするのかもしれない、生活のベースは別にあるんだから・・・。

 改めて故郷って何だろう?と。

 店主にとっての杉並、すでに実家も取り壊され、新しい実家は今の西東京の店舗の過ぎ近くにある。そのため、わざわざ杉並に行く必然性はなくなっている。まあ、杉並と西東京なんて地続きには違いないが、あれほど地べたにくっついていると思っていた、五十年しみこんだ杉並への思い、地元への思いが、今や日常の生活の中で確実に薄れている、いや薄れていること自体に気をつけないと気づかないくらいである。

 況んや第二の故郷とはなんだろう?

 店主にとっては結論が出ている、自分で思っている以上にネコではなく、犬だったと言うことだ。つまり土地ではなく、人に付く、タイプの人間だった・・・ということかもしれない。

 土地より縁だ。縁が本質的なようだ。これははたして店主だけだろうか?さあ・・・。

 我々は自然の機嫌のいいときにそこをちょこっと利用させてもらい、その時の重なりを歴史といい、対処の形式を伝統などと言いながら、まさに碇を打ち込むように、あたかもそこに占有権のあるかのごとき振る舞いをしながら、居着いているようだ。

 ところが、自然が機嫌をちょっとでも損ねると、そんな虫どもの意向などお構いなしで簡単にリセットなんかをかけに来ることもあるようだ。その一端をほんの少し前、われらは経験したはずだ。

 そのほんのちょっと、自分たちの生存にとってたまたま有利に働いていた時期に、母なる大地に感謝し、自然にちょっと畏敬し、慎ましやかにその生きる場を確保していく。

 その内、そこをふるさとと、特別の意味を込めて呼ぶようになり、それが故郷となり、その辺まではいいが、それが故国なんてなり始めると、一足飛びに領土となるに至っては、当初の慎みは吹っ飛び、尊大、傲慢、独善きわまれりと増大、増幅し始めるに、たちが悪くなってくる。

 原点は土地より縁ではなかったか?これは店主だけではないはずだ・・・。だから新しい縁があれば、新たな「故郷」ができるのだ。その逆ではない。このことの意味は、今後この社会ではより重要な意味を持っていくはずだ。

 排外に向かうか?それとも新たな生きる場を作っていくか?という・・・、きわめて今日的な課題と直面するに違いない・・・。

 何の話だったか?第二の故郷?でしたっけ?

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 ちょっくらご無沙汰しています、中越に重い腰を上げたんであります。上さんの方が今や中越にダンスの生徒が集中し、月に多いときは二回くらい行ってます。東京にも生徒がもっとできたらいいのにね。

 そのダンスの合宿に使った、小国のキャンプ地に行ってきました。なんと西荻の知り合いが、この地に家をもらって住み込んでは、半農と、地域振興なんかで頑張っている・・・、ばったり会ったもんで、旧交をあたためたり。

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 この施設、たぶんバブルの時にそそのかされてやっちゃった系の跡があちこちに見える。豪雪地帯なのに、なんであの形状の屋根なの?

 雪下ろしどうすんの?

 まあ、当時は名だたる建築士に頼んだんで、こうなったそうだ・・・と。

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 当然当初の維持費など確保することもできず、市が買い取り、条例に基づき、現実的な管理可能なところを伸ばし、ようやく今日の形になってきた・・・ということらしい。

 こんなところは、地方にいっぱいあるんだろうなあ。地域の内発性を無視して、企業の売り逃げ的企画の口車に乗せられてしまったパターンだ。全く罪深い・・・。

 地域の内部を力を喚起するものを育てないと決して長続きはしない・・・。
 
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 ちなみに、この地域・・・だけではないと思うが、空き家だらけだそうだ、もらってくれる人募集!ということらしい。

 豪雪地帯の冬は厳しい・・・。とはいえ、一定の機械と協力でそれを乗り越えられたとしたら、冬の数ヶ月はこもることが可能である地域。こもる仕事、こもる製作、こもる活動を主にする人・・・、そういう作家達には、向いているといえなくもないかもしれない。

 こうした人たちの移住が、新たな縁となって、新たな地域の意味を作っていくかもしれない。もちろん保守的な人はどこにでもいる。ただ、そこにも尻に火がつき始めているとも聞く。

 地域に一人も子供がいなくなった集落がある。そうなると、中年以降の実力部隊の血相が変わる。どういう共同体を作っていくか?改めて人力、関係力というものが試されてくる時がすでに来ている、面白い時期といえばそうかもしれない。

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 この風景の少し先の小高いところに、田麦山の師匠の青山あり。

 墓石の前で、手を合わせてみる。いわゆる、露骨な意味であちらからの声はなし。墓石にしみいる蝉の声のみ。

 ただただ、まだまだです・・・、まだまだ・・・、まだまだこの程度ですというこの身をさらしてくるのみでありました。

 その後、一山越えて、もう一人の師匠のところに。一時に比べだいぶ元気になってきました。隠居小屋と称する、冬場の籠り作業場なんだが、そこがいっぱいになってきたんで、脇にトラクターの収納庫を作り、空間を空けようということをやっていた。

 その屋根かけのための、足場作りを一時間ほど手伝って、バスにて戻ってきた。

 行きかい慣れた道。縁なき第二の故郷なる空間なんかを想像してみたりもした。

部分再塗装



華はないけど堅実に走る自転車と言えば、BSですねえ。いい自転車作っているのに・・・・、何なら販売協力してもいいが・・・、あまり子会社扱いするような言い方するからやめたんだがね。

 あの鉄のネオコットはいいフレームだ。あれだけでも置いておきたい・・・といまでもたまに思うことはあるが。

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 最初はついにBBソケットが割れた・・・、というところから入ってきたもんで、それはビルダーマターだわ、ということで柳さん投げをして置いたんだが、どうも割れているほど重傷ではなかった。

 見ると塗装下にさびが入っているようで、これならわざわざ交換しなくとも、表面処理でなんとかなるだろう、ということになった。

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 この持ち主の方もブルベなどをやっておられるようで、使用の仕方はかなり・・・といったところでありますな。こういった錆なども、たびたび見られるものではありませんので、かなり過酷な使用をしていると言っていいでしょうね。

 周辺パーツを外して、まず錆の撤去となります。

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 どこまではがすか?ということですが、錆の入ったところから慣らしを入れて三ミリ程度・・・というところでしょうか。

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 錆を鉄ブラシを回転させて飛ばし、その後を400番程度のやすりでならしていきます。手で触って段差がなくなり、その周囲に塗料がつきやすい状態にします。

 密着系の下地を塗ってから、同種の色を調色し、何重にか塗ってはかわかしを繰り返し。最後上塗り、クリアを厚くかけていきます。

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 こんな感じで、周囲との違いが見分けにくくなったら、最終乾燥させて終了となります。

 とこの後・・・、終わりかと思って表にしたら、なんと・・・。

 表にもサイズは三分の一ながらも同じような浮きがあったので、同じ行程を上でも繰り返しました・・・。

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 わかりにくいですが、表にも厚めのクリアを載せて、乾燥・・・。二重の手間となっていた・・・。事前にしっかり観察していなかったのがまずかった・・・反省・・・。

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 イヤー、今月のこの暑い中でもブルベはあるそうです・・・、とにかく気をつけてやってくださいね・・・。

 乗る人もコースも企画もすべてに過激なブルベなんで・・・、もしかしたらブルベ向け塗装なんてあってもいいかもしれませんね・・・、とにかく分厚く、トラブルフリーの塗装、色は士気を鼓舞するのに重要なんで、その辺は好みの元気の出る色なんかで、しっかり決めて・・・なんて言うのもありかな?と思うほど、ブルベはヨーやるわ・・・だな、今年は特に気をつけてねー・・・。


プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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